日本ミステリー界のエースとも称される東野圭吾さんの作品のうち、2冊以上刊行している続きもののシリーズ本でオススメのものをまとめていきます。
シリーズ本以外も含めては以下の記事をどうぞ!
最新情報
2021.5.15より東野圭吾原作「さまよう刃」のドラマがスタート!
◆放送情報
5/15よりWOWOWで放送開始
毎週土曜よる10:00
※第1話無料放送(全6話)
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✔︎2,530円(税込)
✔︎初期費用なし
✔︎加入月は無料
目次
東野圭吾の長編シリーズの全体像
東野圭吾さんの長編ミステリー小説のシリーズ本としては、加賀恭一郎シリーズとガリレオシリーズが2台巨頭です。刊行数はそれぞれ10巻ずつでまだまだ連載中です。
そしてそれを追うのが刊行数4冊の笑シリーズと根津・千晶コンビシリーズ、そして2019年1月に映画化され話題を呼んでいるマスカレードホテルシリーズ(刊行数4冊)。
他にも、2冊刊行中のシリーズ本として浪花少年探偵団シリーズ、天下一大五郎シリーズ、ラプラスの魔女シリーズなどがあります。
もちろん単発のミステリーのほうがメインですが、意外とシリーズものも多いというのがお分かりいただけるのではないかなと思います。
では、それぞれのシリーズについて簡単に紹介していきます。
新参者だけど最古参!加賀恭一郎シリーズ(10)
まずは、東野圭吾さんの作品群の中でもっとも刊行数が多い加賀恭一郎シリーズです。
別名:新参者シリーズとも呼ばれますが、著者の作品の中でも最古参で、刊行数は2019年1月現在で10冊となっています。
ストーリーとしては、刑事・加賀恭一郎が難事件を解決していくという王道ミステリー小説です。
第1巻↓
理系ミステリの神髄!ガリレオシリーズ(10)
続いては、物理学者・湯川学を主人公にしたガリレオシリーズです。
こちらも加賀恭一郎シリーズと双璧を成す東野圭吾さんのシリーズ本のナンバーツーで刊行数は9冊です。
ユーモアいちばん!笑小説シリーズ(4)
続いては、タイトルに「〇笑小説」と付くのが特徴のシリーズです。
いわゆるショートショート的な内容で、ユーモアセンスたっぷりに躍動感のあるストーリーがつづられます。思わずにやりとしてしまうようなシュールな内容とか、たまに感動系があったりとか内容は色々です。
一応巻によって微妙にテーマが決まっているみたいですが、まあ、とにかく1冊に色々入っているのがウリ。
順番は、1.怪笑小説、2.毒笑小説、3.黒笑小説、4.歪笑小説です。
事件はスキー場で起きる!?根津・千晶シリーズ(4)
なぜかいつもスキー場が事件の舞台となる作品。
スキー場パトロール隊の根津とスノーボードアスリートの瀬戸千晶が、雪原で発生する事件を解決していきます。
映画化で勢いのあるマスカレードシリーズ(3)
続いては映画が絶賛放映中で、2019年1月現在もっとも勢いのあるマスカレードホテルシリーズです。
この作品では、ホテルマンとして現場に潜入した新米刑事とその潜入先のホテルウーマンというコンビで事件を解決していきます。
ホテルコンシェルジュに詳しくなれる作品です。
◆参考記事
30周年記念の気合作!ラプラスの魔女シリーズ
続いては、作家デビュー30周年記念として気合抜群の「ラプラスの魔女シリーズ」です。
発売から1か月で28万部売れたとか、いろいろ逸話の多い作品ですね。
現在は本編『ラプラスの魔女』に加えて、前日譚の『魔力の胎動』が刊行されています。
軽めで読みやすい!浪花少年探偵団シリーズ(2)
小学校の女教師・竹内しのぶが、受け持つクラスの生徒関連の事件を解決していくというストーリーです。
現在2巻が刊行し、テレビドラマ化もなされています。
メタ視点が魅力!天下一大五郎シリーズ(2)
最後は天下一大五郎シリーズです。この作品は笑小説シリーズ同様にユーモア多めとなっています。
例えば、推理小説の暗黙の了解にモノ申したりとか、メタフィクション的な視点が魅力の作品。
終わりに
ここまで東野圭吾の長編シリーズをまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
こうしてみると意外とそれぞれ特徴があって作風が広いんだなと思います。
ミステリーを長く楽しみたい!という人はぜひ読んでみてください。
◆オススメ記事
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
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この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。