碓氷優佳シリーズの読む順番をまとめていきます。
よろしくお願いいたします。
目次
あらすじ!碓氷優佳シリーズとは?倒叙トリックが特徴のミステリー小説
まずは碓氷優佳シリーズとはどのような物語かを簡単に紹介していきます。
碓氷優佳シリーズは石持浅海(いしもち あさみ)さんによるミステリー小説シリーズです。
シリーズの特徴としては倒叙トリックが用いられている点で、既に犯人が分かった状態で物語が進むという特殊な構成となっています。
主人公の碓氷 優佳(うすい ゆか)は、火山学を先行する大学院生で、めっちゃ先を読む能力が高いので徐々に追い詰められていく犯人の絶望感が伝わってくる作品です。
ちなみに倒叙トリックの作品として、最近だと金田一少年の事件簿の犯人側とかもあります。
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新刊情報!碓氷優佳シリーズの読む順番!
続いては碓氷優佳シリーズの読む順番を紹介していきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
- 1.扉は閉ざされたまま(2005年5月 祥伝社ノン・ノベル / 2008年2月 祥伝社文庫)
- 2.君の望む死に方(2008年3月 祥伝社ノン・ノベル / 2011年9月 祥伝社文庫)
- 3.彼女が追ってくる(2011年10月 祥伝社ノン・ノベル / 2014年6月 祥伝社文庫)
- 4.わたしたちが少女と呼ばれていた頃(2013年5月 祥伝社ノン・ノベル / 2016年3月 祥伝社文庫)
- 5.賛美せよ、と成功は言った (2017年10月 祥伝社ノン・ノベル)
それぞれのあらすじを簡単に紹介していきます。
1.扉は閉ざされたまま
まずはシリーズ第1巻の「扉は閉ざされたまま」です。
こちらでは大学の同窓会会場の高級ペンションにて、殺人事件が発生、犯人は現場を閉ざします。
完全犯罪かのように見えた流れの中で、偶然居合わせた碓氷優佳は別の見方を示して・・・
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ドラマ化ありです。
2.君の望む死に方
続いてはシリーズ第2巻の「君の望む死に方」です。
こちらでは余命六カ月のガン告知を受けたソル電機社長の日向が、社員の梶間に、如何にして自分を殺させるかを考えます。
そして考え抜いたプランを実行に移そうとしたとき、火山学者の碓氷優佳があらわれて・・・
ドラマ化もなされています↓
3.彼女が追ってくる
続いてはシリーズ第3巻の「彼女が追ってくる」です。
こちらでは経営者仲間が集う「箱根会」で殺人事件が発生、犯人は完全犯罪を確信します。
しかし、そこには火山学者の碓氷優佳がおり・・・
というストーリー。容疑者を別人に向ける最大のポイントだと思っていたカフスボタンをもとに徐々に追い詰められていき・・
4.わたしたちが少女と呼ばれていた頃
第4巻「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」は主人公が高校生のころを描いた短編集となっています。
こちらでは親友目線で探偵の片鱗を見せる碓氷優佳について語られていきます。
第1巻とのつながりがあるので、第1巻⇒第4巻⇒第1巻(再)という読み方がオススメ。
5.賛美せよ、と成功は言った
続いては第5巻の「賛美せよ、と成功は言った」です。
最近文庫化もなされています。
ストーリーとしては、予備校時代の同窓会で殺人事件が発生。それをリアルタイムで解決していくという物語です。
この巻では、犯人でも探偵でもない第3者視点となっています。
VODあり!碓氷優佳シリーズのドラマ化情報
続いては碓氷優佳シリーズのドラマ化情報です。
第1巻の「扉は閉ざされたまま」と第2巻の「君の望む死に方」とは2008年に単発ドラマ化がなされております。
主なキャストは以下の通り。
- 碓氷 優佳 – 黒木メイサ
- 伏見 亮輔 – 中村俊介
- 大倉 礼子 – 田丸麻紀
- 石丸 孝平 – 柏原収史
- 安東 章吾 – 和田聰宏
- 上田 五月 – 国分佐智子
- 新山 和宏 – 山崎樹範
- 藤村百合子 – 小山田サユリ
倒叙トリックの碓氷優佳シリーズをぜひ読もう!
という感じが碓氷優佳シリーズでした。
倒叙トリックという珍しい手法を用いた作品です。ぜひ読んでみてください。
ではまた。よい読書ライフを!
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という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。