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【読書論】好きな小説がドラマ化、アニメ化されたときのファンの動き方

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好きな小説がドラマ化、アニメ化されたとき、あなたはどのように感じますか。

やった、これでファンが増える!

ポジティブな感想を抱くか、あるいは

原作改変が起こらないか不安・・・

ネガティブな感想を持つかは人それぞれあるかと思います。

実際、ドラマ化、アニメ化などを経てさらに人気が出る作品もあれば、そうでない作品もありますね。

gensaku-mediaka1

ではファンとしてはどのように動けばよいのでしょうか。

今日は、そんな感じで「好きな小説が」のファンの動き方について解説します。

小説が映像化される場合、主に対象は原作読者以外

まずは前提ですが、基本的に小説が

  • ドラマ化
  • アニメ化
  • 映画化

などのメディアミックスをなされる場合、想定されているターゲット層は小説ファン以外の層である可能性が高いです。

gensaku-mediaka3

どういうことかというと、上図のような感じで、ストーリー作品を嗜む人

  • 小説媒体が刺さる層
  • 漫画・アニメ媒体が刺さる層
  • ドラマ・映画媒体が刺さる層

に分かれています。

作品のストーリーがすごく良くてアニメとか映画が好きな層の人にも届ける価値がある!と判断されると、小説のメディア化がなされるのです。

なので、原作好きの人の中には

映画化作品やアニメ化作品が原作に比べてイマイチだ!

といって怒り出す人とかもいますが、これは筋違いであることがわかります。(気持ちはわからないでもないけど、ターゲット層でない)

動画版も作りました↓

好きな小説が映像化される場合、本好きはどのように対応すればよいか?

gensaku-mediaka2では実際、好きな作品が映像化された場合、本好きはどのように動けばよいのでしょうか。

個人的に重要だなと思うのは以下の3点です。

  • 原作と別物と考える
  • 作品の話ができる人が増えると考える
  • 原作未読なら先に映像化作品を見る

この3点を意識すれば、メディア化という波を自分にとって追い風にできるはずです。

原作と別物と考える

まずは原作をすでに読了済であった場合の対応ですが、これから映像化される作品は原作小説とは別物であると理解することが重要です。

分かってるわ!と思うかもですが、自分の考えでは、

「たまたま似ている別の作品がそこにある」

くらいの感覚でちょうどいいと思っています。

・・設定とキャラとストーリーがたまたま似ている別作品。

これなら細部が原作と違っても別に気にならないのでおすすめです。

作品の話ができる人が増えると考える

続いての捉え方のコツは、原作未読の作品ファンとの付き合い方です。

これは単純に同じ作品の話ができる層が増えると考えましょう。

もしあなたが小説しか読まない派で、友達がドラマしかみない派だった場合にも、映像化により同じ作品の話ができるようになるのです。

これは非常に素晴らしいことですね!

ちなみに、バックグラウンドが違う状態(一方が小説のみ読んでて、一方がドラマのみ見ている)での会話のコツは、細部を語るのでなくざっくりとした世界観や設定を語り合うのがおすすめです。

原作未読なら先に映像化作品を見る

3つ目として、もしあなたが原作未読の作品が映像化されたら、それは思い切って映像化作品を先に見てみるのもおすすめです。

というのは、尺の関係上、小説のほうが内容が詳細になりがちなので、そっちを先に読むと、どうしても映像化作品が物足りなく思えがちだからです。

・・・あれ、原作より不完全燃焼??

とならないように先にドラマとかで見てしまうというのは効果的です。

ちなみに、声のギャップも起こりません!

原作小説がドラマ化、アニメ化した際の動き方まとめ

gensaku-mediaka4

まとめると、まず前提として原作小説が映像化した場合、捉え方を間違えると楽しめないこともあります。

じゃあどうすればいいの?というので、具体的なコツが以下の3点。

  • 1.(原作既読の場合)別作品であると理解する
  • 2.作品の幅が広がるととらえる
  • 3.(原作未読の場合)先に映像から入る

ちなみに本サイトではドラマ化されたシリーズ小説作品をめっちゃまとめているのでよければ以下のリンクから探してみてください!

ではまた。良い読書ライフを!

動画版も作りました↓

 

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