丸山 正樹さんの「デフ・ヴォイスシリーズ」の続編・読む順番をまとめていきます。
実は、第1巻「法廷の手話通訳士」に続いて4巻まで出てるんです。
\シリーズ最新情報/
- 2022年7月スピンオフ短編「水まきジイサンと図書館の王女さま」発売
- 2021年12月第3巻「慟哭は聴こえない – デフ・ヴォイス」の文庫発売
- 2021年8月第4巻「わたしのいないテーブルで」の単行本発売
- 2020年9月にスピンオフが発売予定
では以下で見ていきましょう。
最新刊↓
目次
「デフ・ヴォイスシリーズ」の続編・読む順番をまとめ
さっそく順番を見ていきましょう。
- 1.デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
- 2.龍の耳を君に (デフ・ヴォイス新章)
- 3.慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス
- 4.わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス
2022年3月現在ではこの4冊です。
それぞれのあらすじを見ていきましょう。
1.デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
まずは第1巻「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」です。
こちらではCodaである主人公が、手話通訳者となりその仕事を語られます。
コーダとは?
CodaはChildren of Deaf Adultsの略。「両親ともにろう者(耳が聞こえない)だが本人は聴こえる子」のこと。
Codaは両親がろう者である場合、その子供は日本語より先に手話を覚えることが多いため母国語が手話になります。
本作では、窃盗未遂の罪で起訴されたろう者の裁判で、通訳をつとめます。
単行本↓
文庫↓
2.龍の耳を君に (デフ・ヴォイス新章)
続いては第2巻「龍の耳を君に (デフ・ヴォイス新章)」です。
こちらでは東京から埼玉に引っ越しした手話通訳士の主人公・荒井が、緘黙症の子どもに手話を教えることになります。
すると少年は殺人事件を目撃したと手話で語りはじめ・・・
というストーリー。ミステリー性がちょっとあります。
単行本↓
2020年6月に文庫版も出ました↓
3.慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス
続いては第3巻「慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス」です。
手話通訳士・荒井尚人は結婚後も手話通訳者の仕事を続けております。
本作ではろうの妊婦から産婦人科での通訳を依頼され・・・という表題作を始め、連作短編集の形式で物語が進行します。
単行本↓
文庫↓
4.わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス
続いては第4巻の「わたしのいないテーブルで」です。
旧知のNPOから、ある事件の被告人の支援チームへの協力依頼が来る。女性ろう者が、口論の末に実母を包丁で刺した傷害事件。
聴者である母親との間にいったい何が・・・?
単行本↓
〈デフ・ヴォイス〉シリーズ番外編!刑事何森 孤高の相貌もあり
ちなみにデフ・ヴォイスシリーズには番外編もあります。
「刑事何森 孤高の相貌」
それがこちらの「刑事何森 孤高の相貌」です。
本作では、デフ・ヴォイスシリーズの人気キャラクター・刑事何森を主人公としたスピンオフとなっており、障害のある人の関わる事件を調査していきます。
発売日は2020/9/25!(東京創元社より)
水まきジイサンと図書館の王女さま
また、2022年7月にはスピンオフ短編集の児童書が登場。
こちらでは、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられます。
***
そんな感じが「デフ・ヴォイスシリーズ」でした。手話通訳者の仕事についてはなかなか知る機会も少ないのでぜひ本書を読んで勉強していきましょう。
ではまた。良い読書ライフを!
第1巻↓
セットで買う↓
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。