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【2021年新刊】『買い物ゼロ秒時代の未来地図』の本レビュー!株式会社いつもの先読み

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本記事では、2021年1月に発売した『買い物ゼロ秒時代の未来地図』をレビューしていく内容です。結論から言うと、めっちゃ良い(今年最初の★★★★★)ので、ECに少しでも関わる人は全員買いで良いと思っています。

お疲れ様です、シリーズ本ブロガーのたkるです。

今日はシリーズ本ではなくビジネス書の新刊なんですが、株式会社いつもの望月 智之さんによる著作『買い物ゼロ秒時代の未来地図 2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉』を紹介します。

たkる
たkる
自分EC(ネットショップ)関連だと株式会社いつもを一番信頼しています。

2018年だけどこれも良かった↓

あとこれもベストセラーだから知ってる人多いかも↓

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こんな感じで良いEC本をたくさん出してる著者の新刊ということで期待していたんですが、やっぱり良かったです。(結論)

たkる
たkる
今年最初の★★★★★付けました!

以下でどこが良かったか!みたいな話を(まだ迷っている人のために)していきます。

『買い物ゼロ秒時代の未来地図 2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉 』とは?

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まずは本書の概要を見ていきましょう。

タイトル 買い物ゼロ秒時代の未来地図 2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉
作者 望月 智之(株式会社いつも 取締役副社長)
出版社 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 2021/1/29
ジャンル EC関連

書誌情報はこんな感じ。本の厚みはやや薄めです。

たkる
たkる
ページ数がやや少なめだから内容薄いのかな・・とちょっとだけ危惧してたけどそんなことはなかったです。

続いて本書の内容についてですが、大きく3つを学ぶことができます。

  • ここまでのEC業界の事情(口コミの歴史とともに)
  • 今後のEC業界事情(主に海外事例を例に)
  • 日本での今後のECと店舗のあり方

要旨としては、前著『2025年、人は「買い物」をしなくなる』で予測していた変化が、社会情勢の変化により5年早まっているという前提で話が進んでいきます。

そして遠くにあってよく見えていなかったものがEC先進国の海外ですでに現実となっており、その事例を解説しつつ、日本では今後どのような変化が起こるのかが語られます。

たkる
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例えばAmazonに対抗して勝利を収めたウェルマートの事例とか、最新のSNS事情やライブコマースの傾向など!

事例が豊富で、かつそれが列挙されてるだけでなく、日本ではどうか?みたいなところまで考察されているのが熱いなと思いました。

『買い物ゼロ秒時代の未来地図』の本レビュー!

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以下では本書を読んでの感想レビューです。

見出しだけいくつか挙げるので気になった人はぜひ本書を手に取ってみてください。

買い物の6つの型

本書によると買いものの型は6つに分類できるとしています。

  • ウィッシュリスト購入
  • レコメンド購入
  • カウンセリング購入
  • インフルエンサー購入
  • D to C購入…個人直売り、クラファンなど。
  • ストップウォッチ購入

この型を考えることでどれがECで適しているかとかがわかるというわけです。

たkる
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この辺はおさらい。
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買い物に至る2つの目的

ちなみに上とは別に購買行動は

  • 目的系
  • 発見系

に分かれるとも本書で語られます。

SNSなどでバズるのは後者の発見系が多く、新規参入で狙うなら後者がおすすめ。

例えば、発見系の例として

バブルーン…オーバーフロー穴を掃除

というのがtiktokでバズって認知されたそう。

これ↓

最新のSNS

また本書では海外で流行りつつある最新のSNS事情についても知ることができます。

◆中国発:

  • 投げ銭の「Likee(ライキー)」
  • ライブコマースの多い「快手(クアイショウ)」

◆アメリカ発:

  • 音楽系に強い「Triller(トリラー)」
  • 6秒アプリ「byte(バイト)」
たkる
たkる
全然知らなかった・・・!

今後も生き残る店舗

社会は確実にECによっていきますが、それでも全てのテンポがなくなるわけではないと本書では述べられます。

・・・自分もそう思う。

で、じゃあどんな店舗が勝つのかというと以下の2つとのこと。

  • 倉庫型
  • 体験型

物流倉庫をダークストアっていうそうです。体験型はよく聞くけど倉庫型は本書ならでは感ありました。

たkる
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海外(アメリカ)だとAmazonをウェルマートが破って売り上げを伸ばしてる事例とかもあるそうです。

詳細は本書にて!

今後来るECの型

ECにも進化が起こります。

具体的には

業種特化型ECサイト

が今後さらに発展するだろうとのこと。

そのポイントとかも本書で語られます。

たkる
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ZOZOTOWNとかが例!

『買い物ゼロ秒時代の未来地図』はこんな人におすすめ

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ネタバレにならないようにざっくりの紹介ですがこんな感じでした!

個人的には2021年になってから初めて★★★★★(最高)をつけた本となります。

  • 物販系のブログをやっている
  • ECショップをやってみたい
  • リアル店舗を経営している

みたいな感じで少しでもECに関わりがあるなという人はぜひ読んでみてください。必読です。

たkる
たkる
自分も今年は麻雀グッズのEC始めます(多分)。

そんな感じ!ではまた、良い読書ライフを!

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