本記事では加納朋子さんのおすすめ作品と初心者が読むべき順番などを解説します。
目次
加納朋子さんとは?人が死なないミステリーが得意
まずは概要です。
加納朋子さんとは1992年から活動する小説家です。
ミステリーを得意としていますが、日常の謎をテーマに、「人が死なない作品が多い作家」として知られています。
なので推理小説を読みたいけどに生臭いのはちょっと・・という人に人気があります。
ちなみにデビュー作の『ななつのこ』は北村薫さんのオマージュとのこと。
シリーズは2〜3作品のものがほとんどで、長くは続かない点も特徴。
そのため圧倒的な代表作シリーズみたいなのがないのでどこから読むかが難しい作家でもあります。(そこで本記事が生まれた)
加納朋子さん初心者が読む順番まとめ
まずは初心者向けのおすすめを紹介します。
デビュー作『ななつのこ』
まずはデビュー作の『ななつのこ』です。
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第3回鮎川哲也賞受賞作でもある本作は、全七話の連作短編集。
作中作品の『ななつのこ』の読者と著者の間のファンレターを通して事件を解決するという、ちょっと変わったスタイルのミステリーとなります。
短大生の入江駒子は『ななつのこ』という本に出逢い、ファンレターを書こうと思い立つ。身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて長い手紙を綴ったところ、事件の“解決編”ともいうべき返事が舞い込んだ! こうして始まった駒子と作家のやりとりが鮮やかにミステリを描き出す、フレッシュな連作長編。
シリーズとしてなら「陶子シリーズ」、「ささらさや」
シリーズについては順番通りの方が良いものと割とどっちでも良いものがあります。
順番を遵守した方が良い
- 「駒子シリーズ」
- 「アリスシリーズ」
割とどっちでも良い
- 「陶子シリーズ」(月曜日の水玉模様)
- 「ささらさや」
1巻で完結してどこからでも入れる「陶子シリーズ」、「ささらさや」は初心者向けです。
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加納朋子さんの各シリーズ小説読む順番まとめ
続いてはシリーズ編です。
いくつかシリーズがあるのでそれぞれ解説します。
「駒子シリーズ」の読む順番
「駒子シリーズ」は3巻が出ています。
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タイトルのみ↓
- 『ななつのこ』(1992年)
- 『魔法飛行』(1993年)
- 『スペース』(2004年)
陶子シリーズの読む順番
続いては「陶子シリーズ」です。
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タイトルのみ↓
- 月曜日の水玉模様
- レインレイン・ボウ
アリスシリーズの読む順番
続いては「アリスシリーズ」です。
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タイトルのみ↓
- 螺旋階段のアリス(2000年11月
- 虹の家のアリス(2002年10月
「ささら」シリーズの読む順番
続いては「「ささら」シリーズ」です。
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1ささら さや(2001年
2てるてるあした(2005年
3はるひのの、はる(2013年
タイトルのみ↓
- ささら さや(2001年)
- てるてるあした(2005年)
- はるひのの、はる(2013年)
こちらは漫画化もなされています。
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「七人の敵がいる」シリーズ
こちらは陶子シリーズの番外編です。
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七人の敵がいる(2010年)
我ら荒野の七重奏(2016年)
タイトルのみ↓
- 七人の敵がいる(2010年)
- 我ら荒野の七重奏(2016年)
加納朋子さんの新刊情報
続いては新刊情報です。
単行本新刊
単行本の新刊は
2019/06/26 いつかの岸辺に跳ねていく
です。
文庫新刊
文庫の新刊も同じく
2021/08/05 いつかの岸辺に跳ねていく (幻冬舎文庫)
です。
人が死なないミステリーのおすすめ
そんな感じが加納朋子さんの初心者向けのおすすめと各シリーズの読む順番でした。
人が死なないミステリーといえばこの人と名前が出てくるほどの有名な作家さんなのでぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。