本記事では近藤史恵を初めて読む人にオススメな作品を紹介します。
- 近藤史恵ってどんな作家なんだろう?
- 初心者はまずどの作品から入るべき?
と言う悩みがある人はぜひ参考にしてください。
では始めていきます。
近藤史恵とはどんな作家?作風と魅力を解説
まずは概要です。
色々な作品がありますが、おすすめはスポーツ推理諸説のジャンルの作品です。
ロードバイクの世界を舞台にていてい、ロードバイクを知らない人に向けて魅力を詳しく説明しながらも、ストーリー全体は推理小説が主軸となっていて、引き込まれます。
こんな作家です。ちなみに作風が近い作家としては、
川西蘭
が挙げられています。
理由↓
推理小説はいろいろあるが、近藤史恵のロードバイク小説を読んでロードバイクが好きになれば、川西蘭の高校生の自転車競技もすんなり入ってくると思います。
同じく成長小説なので、自転車好きであればおすすめのシリーズです。
近藤史恵の読む順番!初心者におすすめな作品はこれだ!
ここからは近藤史恵を初めて読む人におすすめの作品を3冊紹介します。
ぜひ参考にしてください。
◆読む順番の注意点は?
サクリファイスシリーズは時系列順に読む方がより楽しめると思います。
サクリファイス
まずは「サクリファイス」です。
◆こんな作品!
近藤史恵のスポーツ推理小説を読むならサクリファイスから読み、続編のエデンやストーリーセラーに挿入された短編小説の「プロトンの中の孤独」を順に読むといいと思います。
主人公はロードバイクの世界で、エースを支えるアシストの役割をしています。
アシストはエースの為に犠牲になり、エース、チームを勝たせるために働きます。
ロードバイクはまさに体力と頭脳を使うスポーツ。
試合中に繰り広げられる心理戦の中で、突然起こる悲劇とそれを機に主人公が成長していく様は一気読み必至の一冊です。
>>サクリファイスシリーズの読む順番記事へ
プロトンの中の孤独
続いては「プロトンの中の孤独」です。(サヴァイブに収録)
◆こんな作品!
ストーリーセラーに挿入されている短編小説のひとつでした。サクリファイスに出てくる主要人物がまだエースになる前の世界を描いていて、サクリファイスでは見られなかった性格の部分や人となりを知ることができて、より深くサクリファイスを理解できる一冊でした。私は最初にプロトンの中の孤独を読んだので、サクリファイスのエースがまだ若い時の姿を見れたようで心惹かれるものがありました。
凍える島
続いては「凍える島」です。
◆こんな作品!
無人島で起こる殺人事件と犯人の動機を推理していく小説です。
先のサクリファイスとは違ったテイストの推理小説で、近藤史恵の新人賞受賞作品です。文章も読みやすく、推理小説が好きな方におすすめな作品です。
まとめ
近藤史恵を初めて読む人にオススメな作品は以下の3冊です。
- サクリファイス
- プロトンの中の孤独
- 凍える島
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
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