西尾維新『化物語シリーズ』のセカンドシーズンの読む順番とあらすじをまとめていきます。
物語シリーズの大まかな順番↓
- ファーストシーズン
- セカンドシーズン←本記事はここ
- ファイナルシーズン
- オフシーズン
- モンスターシーズン
では始めていきます。
目次
『化物語シリーズ』のセカンドシーズンとは?本編7冊目からの2週目
まずは、化物語セカンドシーズンの立ち位置を簡単に紹介していきます。
化物語シリーズは、大きくファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズンと分かれていて、セカンドシーズンはその2つ目となります。
ファーストシーズンで主な登場人物は1周しているので、セカンドシーズンではさらに怪異を深堀りしていくような内容です。
ファーストシーズン同様に、セカンドシーズンでも全6巻が刊行されており、それぞれの巻で主人公が変わっていくスタイルとなっています。
作品内の時系列はファーストシーズン後で、2学期編です。
『化物語シリーズ』のセカンドシーズンの読む順番とあらすじまとめ
では、『化物語シリーズ』のセカンドシーズンの読む順番とあらすじをまとめていきます。
セカンドシーズンの刊行作品は以下の通り。
7. 『猫物語 (白) (講談社BOX)』
8.『傾物語 (講談社BOX)』
9.『花物語 (講談社BOX)』
10.『囮物語 (講談社BOX)』
11.『鬼物語 (講談社BOX)』
12.『恋物語 (講談社BOX)』
では、それぞれのあらすじを簡単に紹介していきます。
ファイナルシーズンを読む↓
7. 『猫物語 (白) 』のあらすじ
まずは、ファーストシーズンの最終巻『猫物語(黒)』と対となる『猫物語(白)』について紹介していきます。
流れとしては第6巻の「つばさキャット」でも決着がつかなかった課題の解決編となる「つばさタイガー」が収録されています。
こちらでは、語り手が羽川翼となり、巨大なトラに出会って自宅が全焼した彼女が、学習塾跡や戦場ヶ原ひたぎの家、阿良々木家、と寝床を転々としていきます。
主人公の阿良々木暦は行方不明になっていて、主人公不在の中、トラの怪異と対峙するが・・・
というストーリー。
8.『傾物語』のあらすじ
続いては第8巻の『傾物語』です。この巻のメインヒロインは八九寺真宵となります。
八九寺真宵は幽霊なので怪異としていつまで存在できるのかは不明だったところに、切り込んでいきます。
夏休みの宿題をまったくやっていなかった阿良々木暦は、タイムマシンで昨日に戻り、っこれを応用して11年前の八九寺を助けることを思いつくが・・・
というストーリー。
収録作は『まよいキャッスル』、『まよいキョンシー』です。
9. 『花物語』のあらすじ
続いては第9巻の『花物語』のあらすじです。
こちらでは神原駿河が主人公となっています。
時系列としてはかなり先で、神原駿河が高校三年生になった春のお話。
どんなお願いでも叶えてくれる「悪魔様」の噂を聞きつけた神原駿河は、自身の左腕との関連性を探るため、事件を追っていくとかつてのライバルの影が見え隠れしており・・・
というストーリー。
阿良々木暦や戦場ヶ原ひたぎは卒業しています。そのせいもあってかコメディパートは少なく、シリアスな展開が特徴です。
10. 『囮物語』のあらすじ
続いてはシリーズ第10巻、セカンドシーズンとしては4巻目となる 『囮物語』です。
こちらの主人公は千石撫子となり、舞台は彼女の通う公立七百一中学校となります。
時系列は化物語の4か月後で千石撫子が語り部として彼女の内面が語られます。
ストーリーとしては、下駄箱で白い蛇の姿を見かけた千石撫子が、白い蛇「くちなわ」から自分のご神体を探してほしいと頼まれ・・・
という流れ。
導入編となる『なでこミラー』と、本編となる『なでこメデューサ』の2編を収録。
11.『鬼物語』のあらすじ
最後はシリーズ第11巻、セカンドシーズン第5巻となる『鬼物語』です。
こちらでは、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(忍野忍)の過去話が語られます。
あらすじとしては、2学期初日、八九寺真宵にリュックサックを返しに行った阿良々木暦は、謎の「くらやみ」に追いかけられ自転車で逃走する。
斧乃木余接に助けられ間一髪でくらやみから逃げ切った暦らに対し、目を覚ました忍野忍が400年前の日本で遭遇した「くらやみ」について語り始める。
というストーリー。収録作は「しのぶタイム」の1話です。
12.『恋物語』のあらすじ
最後はシリーズ第12巻、セカンドシーズン最終巻となる『恋物語』です。
こちらでは詐欺師の貝木泥舟を語り部に、邪神化した千石撫子と戦場ヶ原 ひたぎたちの戦いを描きます。
あらすじとしては、クチナワの怪異と同化し蛇神となった千石撫子は阿良々木暦を殺そうとするも、恋人の戦場ヶ原ひたぎは自分の命と引き換えに暦の命を助けるよう懇願し、4か月間の猶予をもらう。
卒業式の日に2人を殺すと宣言する千石撫子に対し、戦場ヶ原ひたぎは宿敵・貝木泥舟に助けを求める・・・
そして彼女らの神様騙しの一大プロジェクトが始まる。
終わりに:セカンドシーズンのあとはファイナルシーズンに続きます。
ここまで物語シリーズセカンドシーズンの読む順番とあらすじをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
セカンドシーズンは2周目なので、怪異やキャラの関係性も1周目よりも深くなっていて面白いですね。
ファーストシーズンを読んだ人はぜひセカンドシーズンも読んでみてください。
ファイナルシーズンと番外編のオフシーズン、モンスターシーズンの読む順番は以下の記事にまとめているので、よければ参考にしてください。
ファイナルシーズンの読む順番と各巻あらすじ↓
物語シリーズ全体の読む順番↓
では今日はこの辺で。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。