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森博嗣さんの小説の読む順番!初心者におすすめの1冊はこれだ!シリーズ本の続編問題も解決

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本記事では、森博嗣さんのおすすめシリーズ小説をまとめていきます。

たkる
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これから森博嗣さんのミステリー小説を始めてみようと言う人はぜひ参考にしてください。

では始めていきます。

本記事ではそれぞれそのシリーズがめっちゃ好き!って人にあらすじと魅力を語ってもらいました。

森博嗣さんとは?物理博士で小説家という異色のミステリー作家

まずは簡単に作者について紹介しますね。

森博嗣さんは結構変わり種の経歴を持っていまして、小説家であると同時に、現役の工学博士でもあるんです。

たkる
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つまり大学とかで「あの先生小説出版しているらしいよー」「へー」みたいな感じ。大学の先生って研究めっちゃ忙しそうなのにすごい!

作風としては、ミステリー小説がメインで、特に

物理を使ったミステリー

が多め。

副業とは思えないほどにシリーズを量産していることでも知られており、タイトルもシンプル目なのが多いです。

なので、気になるけど、どこから読めば良いか・・・という人もちょくちょく出ていました。

というわけで、以下ではそんな森博嗣さんのおすすめ小説を紹介していきます、

森博嗣作品どれから読めばいいの?初心者の読む順番はこれだ!

続いては、森博嗣さんのおすすめシリーズ小説を紹介していきます。

「これから森博嗣を始めたい」という人は参考にしてください。

デビュー+代表作「すべてがFになる」(S&Mシリーズ)

まずは著者の代表作ともいえる「すべてがFになる」から始まるS&Mシリーズです。

内容としては、大学生お嬢様西之園萌絵と大学教授犀川創平の二人による理系のミステリー小説となっております。

たkる
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まずは第1巻の「全てがFになる」を読もう!デビュー作でもあります。

魅力としては、デジタルなトリックを駆使している部分が現代でも通ずるものがあるところが良いとの声が上がっています。

アニメ化もされており、まず読むならここから作品です!

たkる
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好きなシリーズは?ってアンケートを取ったら大体みんなその他におすすめしたいシリーズにこの「S&M」を入れてた。(みんなきっちり読んでるw)

レトロな世界観「黒猫の三角」(Vシリーズ)

続いては、没落貴族の瀬在丸紅子を筆頭に、個性豊かな登場人物達が様々な事件に遭遇する「Vシリーズ」です。

時代背景は少し古く、レトロな風景を感じさせます。

魅力については

  • 登場人物が複雑で世界観に奥行きがある点
  • トリックはシンプルでわかりやすい点

などが挙げられています。

魅力の話(全文)

まずは登場人物達が皆一筋縄ではいかないところがとても魅力的です。

特にシリーズの探偵役である瀬在丸紅子は、没落貴族でありながら自称科学者(言うなれば対のいいニート)、さらには一児の母という情報量の多さ。

にもかかわらず、並外れた頭脳で事件を華麗に解決してしまう様がスッキリします。

他にも中性的な医学生や、今時の女子大生、ミステリアスな隣人や紅子と不思議な関係の元夫など、たくさんの人が出てきて物語に色をつけてくれるので面白いです。

次にトリックが森先生の作品の中では割とシンプルなものが多く読みやすいです。

他のシリーズだと難解な専門用語が稀に出てくるので調べながらということもあるのですが、そのようなことは特にないので、スムーズに読み進められます。

その分、登場人物達の心情が他のシリーズよりも詳細に描かれているので、感情移入もしやすく推理という点を除いても物語として面白いです。

このシリーズも読みやすいので序盤で読むのはありです。

1巻目↓

Vシリーズの全作品を開く
  1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness(1999年5月 講談社ノベルス / 2002年7月 講談社文庫)
  2. 人形式モナリザ Shape of Things Human(1999年9月 講談社ノベルス / 2002年11月 講談社文庫)
  3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks(2000年1月 講談社ノベルス / 2003年3月 講談社文庫)
  4. 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show(2000年5月 講談社ノベルス / 2003年7月 講談社文庫)
  5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge(2000年9月 講談社ノベルス / 2003年11月 講談社文庫)
  6. 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits(2001年5月 講談社ノベルス / 2004年7月 講談社文庫)
  7. 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists(2001年9月 講談社ノベルス / 2004年11月 講談社文庫)
  8. 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest(2002年1月 講談社ノベルス / 2005年3月 講談社文庫)
  9. 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away(2002年5月 講談社ノベルス / 2005年7月 講談社文庫)
  10. 赤緑黒白 Red Green Black and White(2002年9月 講談社ノベルス / 2005年11月 講談社文庫)

子供が戦闘機に乗る「スカイクロラ」

続いては子供たちが戦闘機に乗り戦い合う世界を描いた「スカイクロラシリーズ」です。

なぜ子供達なのか、その裏にある真実は何かについてのお話となっています。

魅力としては、

  • 静かで淡々と進む物語のシーンと、戦闘機に乗り戦い合うシーンの対比
  • 短いセンテンスで改行されており独特な世界観がある
  • 映画化されており知名度も高い!

などが良いですね。

氏のシリーズの中では設定が特殊なので変わり種を読みたい人におすすめ!

1巻↓

スカイ・クロラシリーズの全作品読む順番を開く
  1. スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2001年6月 中央公論新社 / 2002年10月 C★NOVELS Bibliotheque / 2004年10月 中公文庫)
  2. ナ・バ・テア None But Air(2004年6月 中央公論新社 / 2004年10月 C★NOVELS Bibliotheque / 2005年11月 中公文庫)
  3. ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven(2005年6月 中央公論新社 / 2005年12月 C★NOVELS Bibliotheque / 2006年11月 中公文庫)
  4. フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life(2006年6月 中央公論新社 / 2007年5月 C★NOVELS Bibliotheque / 2007年11月 中公文庫)
  5. クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky(2007年6月 中央公論新社 / 2007年10月 C★NOVELS Bibliotheque / 2008年4月 中公文庫)
  6. スカイ・イクリプス Sky Eclipse(2008年6月 中央公論新社 / 2008年11月 C★NOVELS Bibliotheque / 2009年2月 中公文庫)

シリーズが集結する「四季シリーズ」

続いては天才・真賀田四季の生い立ちとともに、S&Mシリーズ、Vシリーズの交差が描かれる四季シリーズです。

魅力としてはS&Mシリーズ、Vシリーズの繋がりと、各シリーズキャラクターのその後の着地が素晴らしいとの声が多いです。

なので、読む順番としては、上記のシリーズを読み終えたあとがおすすめです。

第1巻↓

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合本版↓

四季シリーズの全作品読む順番を開く
  1. 四季 春 The Four Seasons Green Spring(2003年9月 講談社ノベルス / 2006年11月 講談社文庫)
  2. 四季 夏 The Four Seasons Red Summer(2003年11月 講談社ノベルス / 2006年11月 講談社文庫)
  3. 四季 秋 The Four Seasons White Autumn(2004年1月 講談社ノベルス / 2006年12月 講談社文庫)
  4. 四季 冬 The Four Seasons Black Winter(2004年3月 講談社ノベルス / 2006年12月 講談社文庫)

森博嗣さんのその他シリーズ小説まとめ(読む順番だけ)

また今回は名前が上がらなかったものの、その他にもおすすめシリーズはこんなにあります。

  • Gシリーズ
  • 百年シリーズ
  • Xシリーズ
  • Mシリーズ
  • Zシリーズ
  • ヴォイド・シェイパ シリーズ
  • Wシリーズ
  • WWシリーズ

それぞれ読む順番だけ以下にまとめたので参考にどうぞ!

Gシリーズ

Gシリーズの読む順番は以下の通り。

  1. φ(ファイ)は壊れたね Path connected φ broke
  2. θ(シータ)は遊んでくれたよ Another playmate θ
  3. τ(タウ)になるまで待って Please stay until τ
  4. ε(イプシロン)に誓って Swearing on solemn ε
  5. λ(ラムダ)に歯がない λ has no teeth
  6. η(イータ)なのに夢のよう Dreamily in spite of η
  7. 目薬α(アルファ)で殺菌します Disinfectant α for the eyes
  8. ジグβ(ベータ)は神ですか Jig β knows Heaven
  9. キウイγ(ガンマ)は時計仕掛け Kiwi γ in clockwork
  10. χ(カイ)の悲劇 The Tragedy of χ
  11. ψ(プサイ)の悲劇 The Tragedy of ψ

 

百年シリーズ

百年シリーズの読む順番は以下の通り。

  1. 女王の百年密室 God Save the Queen
  2. 迷宮百年の睡魔 Labyrinth in Arm of Morpheus
  3. 赤目姫の潮解 Lady Scarlet Eyes and Her Deliquescence

Xシリーズ

Xシリーズの読む順番は以下の通り。

  1. イナイ×イナイ Peekaboo
  2. キラレ×キラレ Cutthroat
  3. タカイ×タカイ Crucifixion
  4. ムカシ×ムカシ Reminiscence
  5. サイタ×サイタ Explosive
  6. ダマシ×ダマシ Swindler

Mシリーズ

Mシリーズの読む順番は以下の通り。

  1. 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki
  2. 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki
  3. 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki
たkる
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工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

Zシリーズ

Zシリーズの読む順番は以下の通り。

  1. ZOKU
  2. ZOKUDAM
  3. ZOKURANGER

ヴォイド・シェイパ シリーズ

ヴォイド・シェイパ シリーズの読む順番は以下の通り。

  1. ヴォイド・シェイパ The Void Shaper
  2. ブラッド・スクーパ The Blood Scooper
  3. スカル・ブレーカ The Skull Breaker
  4. フォグ・ハイダ The Fog Hider
  5. マインド・クァンチャ

Wシリーズ

Wシリーズの読む順番は以下の通り。

  1. 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?
  2. 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?
  3. 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?
  4. デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?
  5. 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?
  6. 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?
  7. ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?
  8. 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?
  9. 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?
  10. 人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly?

WWシリーズ

WWシリーズの読む順番は以下の通り。

  1. それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?(2019年6月21日 講談社タイガ)
  2. 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?(2019年10月23日 講談社タイガ)
  3. キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child?(2020年2月21日 講談社タイガ)
  4. 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?(2020年6月19日 講談社タイガ)

終わりに。森博嗣さん好きな人の別著者おすすめ1位は伊坂幸太郎さんでした

ちなみに今回のアンケートの中で、森博嗣さん好きな人に著者以外でおすすめなのありますか?と聞いたところ、一番多く上がったのは伊坂幸太郎さんでした。

伊坂幸太郎さんはシリーズが多くても3作品とかで森博嗣さんに比べると少なめですが、エンターテイメント色が強く一気読みできる作品が多数あります。

ぜひ読んでみてください。

個人的におすすめなのは、陽気なギャングシリーズです。

そんな感じ、ではまた。良い読書ライフを!

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