『京都寺町三条のホームズ』、『わが家は祇園の拝み屋さん』などのシリーズで知られる作家の望月麻衣さん。
京都を舞台にしたほっこり優しげな世界観の小説を数多く出版しています。
今日はそんな望月麻衣さんの著作の中でおすすめのものを紹介していきたいと思います。
目次
作家・望月麻衣さんの小説は京都を舞台にしたものが多い
まずは、作家である望月麻衣さんの小説の全般的な話から始めていきたいと思います。
望月麻衣さんはwikiによると、北海道出身・京都府在住とのことで、作品も京都を舞台にしたものが多いです。
それもあり、代表的なシリーズである『京都寺町三条のホームズ』シリーズ 、『わが家は祇園の拝み屋さん』シリーズ、そして新しく始まった『京都烏丸御池のお祓い本舗』シリーズは全て京都を舞台にしており、世界観は同じとなっています。
と思うかもですが、望月麻衣さんの描く世界観は、日常の中にちょっと不思議なミステリーが紛れ込む!というようなものが多く、世界大戦とかそういうのは起こらないのでシリーズ本がニアミスしても共存可能です。
望月麻衣さんの小説では主要登場人物同士の恋愛模様が描かれることも多いので、ゆったりおのぼの、たまにミステリーな小説を読みたい人におすすめかなと思います。
望月麻衣さんのオススメ本まとめ
ではここからは望月麻衣さんの小説のオススメを紹介していきます。
対象は以下の通り。
- 京都寺町三条のホームズ
- わが家は祇園の拝み屋さん
- 京都烏丸御池のお祓い本舗
- 太秦荘ダイアリー
ではそれぞれ見ていきましょう!
2枚看板の一枚目!骨とう品屋を描く『京都寺町三条のホームズ』シリーズ
まずは望月麻衣さんの代表的なシリーズ本の一つである『京都寺町三条のホームズ』シリーズです。
この小説では、京都にある骨董品屋に祖父のかたみを無断で売りに来た女子高生・葵と、それが無断持ち出しされたものであるということを瞬時に見抜いた店員・清貴の物語。
色々あって、結局その骨とう品屋でアルバイトすることになった主人公・葵が骨董品に関わるミステリーに巻き込まれていきます。
↓第1巻
現在13巻まで出ています。読む順番は以下の記事にまとめているのでよければ参考にしてください。
2つ目の代表作!陰陽師家系の裏稼業『わが家は祇園の拝み屋さん』
続いては、望月麻衣さんの代表作の2つ目となる『わが家は祇園の拝み屋さん』シリーズです。
この作品も『京都寺町三条のホームズ』と同様に京都が舞台。
両親の家系の影響で特殊な能力がある(作品内で明かされます)主人公・小春が、その能力の影響で引きこもりになっていたところを、母方の祖母の経営する雑貨屋を手伝うことになって京都に引っ越すところから物語がスタートします。
そしてその雑貨屋では陰陽師系の家系を活かした裏稼業として霊がらみの悩み相談も行っていて…
というストーリー。引きこもりだった小春が、祖母の雑貨屋を手伝ううちに徐々に成長していくというのが魅力です。
こちらもけっこうシリーズ本が多いので、順番を間違えないように注意しましょう!
↓第1巻
京都新シリーズ!『京都烏丸御池のお祓い本舗』
続いては同じく京都が舞台の新シリーズ『京都烏丸御池のお祓い本舗』です。
ストーリーとしては、会社をリストラされた主人公・木崎朋美がレトロなBARで出会った弁護士・城之内隆一と意気投合し、彼の経営する事務所で働くことになります。この事務所はいわゆる何でも屋で、ストーカー退治や猫探しなどを行っています。
しかし、それ以外にもお祓いも請け負っており…
という物語。著者の得意とするパターンですね!
2019年3月現在2巻まで刊行中。
漫画家+探偵トリオ『太秦荘ダイアリー』
続いては、京都市交通局のキャラクター『地下鉄に乗るっ』を主人公にした『太秦荘ダイアリー』です。
幼馴染で親友だったものの、いまは別々の高校に通っていた3人のキャラたちが、何かに導かれるように同じ建物を訪れて再開し、10年前の事件を調査していくというストーリー。
今回は霊とか妖怪とかは出てこないオーソドックス系のミステリー小説となっています。
京都に住んでいる人はご当地キャラに詳しくなれるという利点もある作品です。
終わりに!望月麻衣さんをぜひ読もう!
ここまで望月麻衣さんのおすすめ作品をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
京都界隈では非常に有名な作家さんで、最近では全国でもその名をとどろかせている今勢いのある作家さんです。
今後もさらに作品が増えていくと思いますので、今のうちにチェックしていきましょう!
ではまた。よい読書ライフを!
望月麻衣さんの最新作↓
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。