本記事では作家・村上春樹の新刊刊行情報を紹介します。
- 今の新作はどれだ?
- 次出る新作はなんだ?
と思っている方は参考にしてください。
ベストセラー作家・村上春樹さんの新刊情報を紹介します。
日本語より英語の方が10倍読まれると言う世界的に有名な人物で、関係代名詞のような独特な文体が特徴ですね。
2023年2月28日更新:新刊が4月に出ます!
これ↓
村上春樹の新刊単行本発売情報
まずは単行本の新刊情報を紹介します。
街とその不確かな壁(2023/4/13、小説)
6年ぶりの新刊が出ます!
1200枚とあるので長編ですね!
村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行!
その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド。
引用元:Amazon
古くて素敵なクラシック・レコードたち(2021/6/17、エッセイ)
2021年6月17日に音楽系のエッセイが出ます。
こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。
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一人称単数(2020/7、文藝文春、短編小説)
6年ぶりとなる小説最新刊は2020年7月発売の「一人称単数」です。
こちらは短編集の形式の小説となります。
内容としては村上春樹詰め合わせ!といった感じで、
- 恋愛系
- ロック
- 哲学系
などそろい踏みです。
久々に春樹読みたいんだよなぁという人はきっと満足できるはず!
レビュー書きました↓
『村上T 僕の愛したTシャツたち』(2020/6、マガジンハウス、エッセイ)
続いては2020年6月発売の『村上T 僕の愛したTシャツたち』です。
多趣味で知られる著者ですが、実はTシャツも造詣が深いことが知られています。
内容としては、Tシャツを中心にしたエッセイと言うことで、ランニングについての話が多い「走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫】」などと似たような形式です。
Tシャツやアパレルが好きな人に特におすすめです。
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『猫を捨てる』(2020/4、文藝春秋、エッセイ)
続いては「猫を捨てる」です。
こちらは父親についてのテーマで語られたエッセイ集です。
『第81回文藝春秋読者賞』受賞作でもあります。
村上春樹の新刊文庫発売情報(翻訳本なども)
続いては村上春樹の文庫新刊情報です。
村上春樹は翻訳家としても知られており、翻訳本も多くありますね。
『「グレート・ギャツビー」を追え』(2020/10、翻訳)
なんとグリシャムの超人気作『「グレート・ギャツビー」を追え』(全米ベストセラー)の村上春樹訳も登場しています。
このコンビはすごいですね!
あらすじ↓
プリンストン大学図書館の厳重な警備を破り、フィッツジェラルドの直筆原稿が強奪された。
消えた長編小説5作の保険金総額は2500万ドル。
その行方を追う捜査線上に浮かんだブルース・ケーブルはフロリダで独立系書店を営む名物店主。
「ベイ・ブックス」を情熱的に切り盛りするこの男には、希覯本収集家というもう一つの顔があった。
真相を探るべく送り込まれたのは新進小説家のマーサー・マン。
女性作家との〈交流〉にも積極的なブルースに近づき、秘密の核心に迫ろうとするが……。
『心は孤独な狩人』(2020/8、翻訳)
村上春樹の翻訳本が止まりません。
2020年8月には著者自身の愛読書だと言うカーソン・マッカラーズの『心は孤独な狩人』も新訳バージョンで登場です。
1930年代末、アメリカ南部の町のカフェに聾啞の男が現れた。大不況、経済格差、黒人差別……。店に集う人々の苦しみを男は静かに聞き入れ、多感な少女を優しく包み込む。だがその心は決して満たされない――。フィッツジェラルドやサリンジャーと並ぶ愛読書として、村上春樹がとっておきにしていた古典的名作、新訳で復活!
いずれ読もうと思っていた人はぜひこの機に読んでみてはいかがでしょうか。
『その日の後刻に』(2020/5、翻訳)
『その日の後刻に』はグレイス・ペイリーの翻訳本です。
ペイリーは生涯3冊しか本を書いておらず、本書ではそのうちで選ばれた十七の短編集を翻訳しています。
また、ロングインタビューも掲載。
『騎士団長殺し』 (2019/3、小説)
著者自身の小説で言うと「騎士団長殺し」が2019年3月に文庫化されています。
こちらは全4巻構成!
2020年12月に第1巻第2巻の合本版も出ています。
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順番まとめました↓
村上春樹関連・解説本の新刊!(別著者による)
村上春樹さんの解説本はちまちま出ています。
ただマイナーな出版社からの政治色を含みそうなのが多め。
村上春樹クロニクル BOOK12011-2016(小山鉄郎 | 2022/2/18)
村上春樹作品が好きな文芸記者による著作。出版社がマイナーなので人を選びそう。
村上春樹の全作品を読み、また1985年から取材をし続けた文芸記者による、10年間の春樹読解の記録。「わかりそうでわからない」春樹作品にちりばめられた謎を、作品の細部を読み込み、「惑星直列」のようにつなぎ合わせ、解き明かしていく
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BOOK2も出ています↓
村上春樹のタイムカプセル(加藤 典洋, 小浜 逸郎他 | 2022/5/12)
村上春樹をめぐる討論会が1992年にあったそうで、そこから政治的な話とかに発展させていくのではないかと思われる作品。
こちらもマイナー(要注意)。
村上春樹をめぐる、伝説の「ライブ討論会」があった。1992年2月22日、場所は厳冬の高野山宿坊。高度成長とバブルが頂点に達し、右肩下がりの「失われた30年」が始まった。冷戦が終結し、先進国の産業が空洞化し、中国が台頭していく。思考のフレームが溶解していくなか、人々は手探りで、生き方、考え方を模索していた。……村上春樹の小説は、この時代の特別な出来事だ。戦後の日本人が、世界の人びとと、同時代を同じ歩幅で歩んだことを証明するものだった。
終わりに。村上春樹の今後2022年の刊行情報は?英語本を紹介
こんな感じが簡単ですが、村上春樹の新作情報でした。
最近はあんまり自著を書いていませんでしたが、2020年に短編の新作が出たのが抑えるべきポイントですね。
翻訳本
2021年で言うと、海外版ではありますが、
- Philip Gabrielの『Erste Person Singular』(2021/01/26)
- Ursula Graefeの『First Person Singular: Stories』(2021/4/6)
の翻訳が決まっています。
どちらも名作なので英語もいける人はぜひチェックしていきましょう!
村上春樹ライブラリー
あとは著作じゃないですが、2021年秋に早稲田大学へ「村上春樹ライブラリー」がオープンする模様!
詳細↓
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23039
「研究者のための資料室や閲覧席、セミナースペースのほか、カフェやオーディオスペース等も計画されている」とのこと!
楽しみですね。
「ドライブ・マイ・カー」の映画化
あとは過去の著作『女のいない男たち』の中に収録された「ドライブ・マイ・カー」の映画化があるみたいです。
公開日とかはまだ出てない模様!
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そんな感じ、ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。
2021/6月に村上春樹の新刊が出るというネット情報を見た気がするのですが、勘違いだろうか?音楽(クラシック音楽?)に関して村上春樹が選んだ100曲(?)とかいう内容だと思いますが。。。このサイトにはその情報がありませんね!
コメントありがとうございます。情報追記いたしました。