『ドS刑事』などのシリーズで知られる小説家・七尾与史さんのオススメ小説をまとめていきます。
目次
小説家・七尾与史さんの本業は歯医者
小説家の七尾与史さんですが、実は本業は歯医者らしいです。
開業医として歯の治療を行う傍ら、小説もガシガシ執筆しているという多才な人物。
作風としても、けっこう変わった設定のミステリー小説が多く、例えば死体が好きすぎる探偵が主人公のドS刑事とか、ネットの掲示板では有名人だけどもリアルでは引きこもりで電波の届くところでしか推理ができないバリ3探偵圏内ちゃんなど、そんな感じのありそうでなかった切り口が魅力です。
七尾与史のオススメシリーズ小説まとめ
ではここから本題に入りまして、小説家・七尾与史さんのオススメ小説を紹介していきます。
死亡フラグが立ちました!シリーズ【ドラマ化+第4巻発売】
まずは「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉賞に選ばれた作品であり、七尾与史さんのデビュー作でもある『死亡フラグが立ちました』シリーズです。
ストーリーとしては、貧乏フリーライターの主人公・陣内が、彼の高校時代の先輩であり天才投資家でもある本宮とコンビを組み、さまざまな事件に立ち向かうというもの。
第1作は死神と呼ばれる暗殺者に狙われると、24時間以内に偶然死するという事件を調査します。死亡フラグというタイトルや、凶器がバナナの皮!というような新しさで多くの読者をひきつけた衝撃作です。
シリーズ本は以下の通りです。
1.死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
2.死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
3.死亡フラグが立つ前に (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
4.死亡フラグが立ちました! 超絶リアルゲーム実況殺人事件 (宝島社文庫)
ドS刑事シリーズ
続いては小説家・七尾与史さんの代表作品でドラマ化もなされているドS刑事です。
この作品はミステリー小説ですが、その設定がかなり斬新。
というのも、主人公の黒井マヤは死体フェチで死体を見ていたいから刑事になったという設定で、死体を見る時間を長くするために犯人がわかっても敢えて言わないというように探偵にあるまじき行為をしたりもします。
キャラが斬新すぎて、好き嫌いが分かれる作品ではありますが、ハマっている人はかなりハマっている!そんな作品です。
シリーズ本で2019年3月現在、第6巻まで刊行中。
第1作↓
読む順番は以下の記事にまとめているので、よければ参考にしてください。
バリ3探偵 圏内ちゃんシリーズ
続いては、生身の人間と会話するのが苦手な探偵という新しいスタイルを確立した『バリ3探偵 圏内ちゃんシリーズ』です。
主人公の緑子(HN圏内ちゃん)は引きこもりつつも、ネット内では炎上したユーザの本人特定などでカリスマ視される一面もあり…
というストーリー。
ネットがつながらなくなると、誰とも会話ができなくなるので、電波バリ3の場所でしか行動できない系探偵です。
シリーズ本は以下の通り。
短編集な山手線探偵シリーズ
続いては、七尾与史さんのシリーズ本の中で、唯一短編集の構成をとる『山手線探偵シリーズ』です。
ほかの作品はちょっとダークな設定がありますが、本作はよりポップな感じに仕上げた作品だそうで、ライトな展開です。
ストーリーとしては山手線の車内にだけ現れるという名探偵と、その助手の活躍を描くという内容となっています。
シリーズ本は以下の通り。
終わりに
ここまで七尾与史さんのシリーズ本のオススメをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
かなり独特の設定の作品が多いので、ふつうのミステリー小説は読みなれているという人も楽しめるのではないかなと思います。
機会があったらぜひ読んでみてください。
では今日はこの辺で。
良い読書ライフを!
◆オススメ記事
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。