SEO系のメディア運営者の端くれとして、2025/06発売の『SEO×生成AI 黄金の教本』を読んでみました。
所感としては、昨今のSEO本の中で情報量が一番多いなと思いました。
どんな本なのか以下で見ていきましょう。
目次
『SEO×生成AI 黄金の教本』の概要
概要です。
概要はAmazonでもみてもろて、ここでは著者2名の個人的なイメージを書きます。
自分のイメージだと、柏崎さんはどちらかと言えば理論派で、SEOの概念や構造などに詳しい印象。
ただSEO大家というだけでなく、アイデアマンで、抜け道的なやり方にも詳しい感じがしてます。
(なんかのときにクライアントには具体的な施策を1つは提案したいみたいなことを言ってた)
なので抽象的で王道なやり方とすぐできる具体的な方法の両方を記してくれると期待できます。
一方のサンツォさんはどちらかというとユーザにアジャストさせる手法を得意としてる印象で、エモい文章とかを追求してる感じがします。
新事業とかやってもユーザのマインドを理解してるから毎回キッチリ当ててくる印象。
なのであんまりAIとか使うイメージはなかったのですが、どんな使い方をしてくるのか?
みたいなところが見どころ。(私見)
『SEO×生成AI 黄金の教本』の感想レビュー

本屋で見つけて購入。ざーと目を通したのでまずは1回目の読後の感想を書いていきます。
最初の100ページは概論で知ってる!って感じだった
正直にいうと最初の100ページは退屈でした。
生成AIとは?そんな感じの内容。本の構成上必要なのはわかるけど、調べればわかることにわざわざ専門家を割く必要があるのかと思った。
(実際書くとなると、完全な理解を要求されて大変なのはもちろん理解なんですが、個人的に新しい内容はあまりなかった。)
ただ150ページ前くらいから具体的な話に入ってきて、この辺で手のひらを返した。(姿勢を正した)
150ページ目くらいから具体的に
この辺からおすすめのツールだったり、プロンプトの作り方だったりが出てきて面白くなってきました。
プロンプトの作り方は実際に使ってるかどうかがもろにでるところだと思ってて、サンツォさんパートのアプローチが面白かった。
(自分ではあまり使ってない人のセミナーとかだと、薄くて「は???」ってなりがちな印象。)
中盤のナレッジパネルやEEATの話は耳が痛いよ
中後半あたりでは現状の”王道”SEO対策であるところのナレッジパネルやEEATの出し方(伝え方)の話が書かれていた。
これについては、前にも柏崎さんのセミナー等で言われててわかって入るけどできてない点だったので、ぬぅ・・と思うなど。
逃げ続けることはできないので、メインでやるジャンルなどはちゃんとやった方がいい気はした。
ただなー、ハードルがなー(やります)
後半は技術的な話でややむず
後半に入ると構造化マークアップやサイト構造の話が出てきて、この辺は結構難し目です。
ただその中でも軽く実行できる試作案(強調スニペットを狙う)なども出てくるので注意深くみていくとよさそう。
本業でマーケティングとかをする人はボスやクライアントへ説明するときの参考として重要なパートとなりそう。
個人的にはプログラミングへの言及も欲しかった
これは個人的な希望なんですが、生成AIを用いたプログラミングへの言及がなかったのはちょっと残念でした。
柏崎さんツールいっぱい作ってるしかなり濃い内容が書けるはず。
開発環境は何を使ってて、開発の工夫としてこうやってるよとかそういうのも知りたかった。
立場:個人的には文字は所詮文字じゃん(最終的にはAIで全て作成可能)と思ってて、ツールとか機能面で差をつけないと雑魚い(個人)サイトは生き残れないと思ってるため。
総評。弁当箱本に相応しい内容量だが、粒度がまちまちなので注意。
ざーと読んだだけでも情報量が多いなという感じがしました。
パッと見ただけだとちょっとよくわからないところとかもあったので、時間を見つけてじっくり読んでいきたい。
たぶんあまり初心者向けではない感じがしてますが、パートによってレベル感がまちまちなので、自分に合ったパートを1つ1つ試していくのが良さそうな感じがしました。
わいも生き残りたい。終わり。
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