アメリカの作家・レイモンド・チャンドラーによるミステリー小説シリーズ「私立探偵フィリップ・マーロウ」について、読む順番をまとめていきます。
よろしくお願いいたします。
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あらすじ!私立探偵フィリップ・マーロウとは?
まずは「私立探偵フィリップ・マーロウシリーズ」について簡単に紹介します。
「私立探偵フィリップ・マーロウ」は、アメリカの作家・レイモンド・チャンドラーによるミステリー小説シリーズです。
このフィリップ・マーロウは、シャーロック・ホームズと並んで世界的に有名な探偵の一人と言われているそうですね!
主人公は、
命令への不服従にはいささか実績のある男
とのことで、ハードボイルドな世界観。
映画化も多数なされているので名言も多数あります。
- 「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」(『大いなる眠り』)
- 「ハードでなければ生きていけない、ジェントルでなければ生きていく気にもなれない」(『プレイバック』)
などもこの私立探偵フィリップ・マーロウシリーズの言葉です。
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだぜ」という鳴海荘吉の名台詞、これは「大いなる眠り」という作品におけるフィリップ・マーロウの名台詞でもある。フィリップにもその名を与えた通り、荘吉にとってその探偵としての在り方の見本となる存在だったのだろう。
— 特撮大好きリスbot (@toku_squirrel) February 24, 2020
特撮ドラマ『仮面ライダーW』の登場人物・鳴海荘吉も使用!
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。」 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(コードギアス反逆のルルーシュ)
— アニメ名言bot (@anime_maxim) February 24, 2020
アニメ「コードギアス」でも引用されている!
私立探偵フィリップ・マーロウの読む順番と新刊、続編まとめ
ちなみにこの「私立探偵フィリップ・マーロウシリーズ」の刊行作品ですが、まずアメリカの推理小説家レイモンド・チャンドラーが書いた以下の7作品があります。
- 大いなる眠り(1939年)
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(2024/11/30 15:07:48時点 Amazon調べ-詳細) - 長いお別れ(1954年)
- プレイバック(1958年)
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で、それ以外にもレイモンド・チャンドラーの死後、別の作家が続編を書いた作品もいくつかあるんです。
- 1.『プードル・スプリングス物語』
- 2.『夢を見るかもしれない』(『おそらくは夢を』に改題)
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ちなみに第1巻~第3巻はそれぞれチャンドラー作品の続編となっています。
- 『プードル・スプリングス物語』‥チャンドラーの遺稿を別著者が引き継ぎ完成
- 『夢を見るかもしれない』‥『大いなる眠り』の続編
- 『黒い瞳のブロンド』‥『ロング・グッドバイ』の続篇
そして完全オリジナルな新刊が『ただの眠りを』です。
読んだ人の感想↓
ローレンス・オズボーン『ただの眠りを』読了。72歳のフィリップ・マーロウ。探偵業から引退したマーロウのもとに、保険会社からある死亡事故にかんして不審な点はないか調べて欲しいと依頼される。老いてなお無茶をするところや、全体に漂う悲哀がまさに読んでいて懐かしくて。胸がいっぱいになる。
— 雨空 (@ama_zora) February 12, 2020
なかなか複雑ですが、著者が変わってもいいよ!という人は気になるやつを読んでいけばいいのかなと。
そんな感じです。ではまた。よい読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。