本記事では上橋菜穂子さんの新刊情報(単行本と文庫)、初心者にオススメの1冊、合わせてオススメしたい作家(作品)を紹介します。
最新情報
2022.03.24 「香君 西から来た少女」発売
目次
上橋菜穂子の単行本の新刊・新作情報[2022年発売あり]
上橋菜穂子さんの単行本の新作を紹介します。
“香君 西から来た少女
2022年3月24日(木)発売”
「香君 西から来た少女」(文藝春秋)2022年3月24日
新シリーズとなる新刊です。上下巻ともに3/24発売予定。
遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者による新たなる代表作の誕生です。
鹿の王 水底の橋 2019/03/27
鹿の王シリーズも続編が登場。
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2015年本屋大賞受賞作『鹿の王』の、その先を描いた命の物語。
なによりも大切にせねばならぬ人の命。
その命を守る治療ができぬよう、
政治という手が私を縛るのであれば、
私は政治と戦わねばなりません。黒狼熱大流行の危機が去り、
東乎瑠帝国では、次期皇帝争いが勃発。様々な思惑が密かに蠢きはじめているとは知らず
オタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医・真那の招きに応じて、
恋人ミラルとともに清心教医術の発祥の地・安房那領へと向かう。ホッサルはそこで、清心教医術に秘められた驚くべき歴史を知るが、
思いがけぬ成り行きで、次期皇帝争いに巻き込まれていき!?異なる医術の対立を軸に
人の命と医療の在り方を問う意欲作!引用元:Amazon
軽装版 風と行く者 (偕成社ポッシュ)2018/11/19
また2018年には守り人シリーズの新刊が出ています。
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つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。 シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。 草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。
引用元:Amazon
上橋菜穂子の文庫本の新刊・新作情報
上橋菜穂子さんの文庫本の新作を紹介します。
“ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話(津田篤太郎と共作)2020年9月2日発売
ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話(文春文庫)2020/9/2
文庫の新刊は津田篤太郎と共作となる「ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話」です。
世界的な物語作家と聖路加の気鋭の漢方医が打ち合う、生命を巡る白熱のラリー!
『精霊の守り人』から医学の未来まで、知的好奇心を刺戟する圧倒的な面白さ。最愛の母の肺がん判明をきっかけに出会った作家と医者。
二人の話は、身体のシステム、性(セックス)、科学・非科学、自然災害、宗教、音楽、絵画、AI、直感……、
漫画から古典、最新の論文にいたるまで縦横無尽に広がっていき、物語の創作の源泉もひもとかれていく。
かつてないほど刺激的な思考体験ができる究極の一冊。引用元:Amazon
鹿の王 水底の橋 (角川文庫) 2020/06/12
また鹿の王シリーズの続編「水底の橋」の文庫版も2020年6月に出ています。
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鹿の王は2021年にアニメ化もなされましたね。
上橋菜穂子の魅力と初心者向けおすすめ小説!読む順番はこれだ!
上橋菜穂子さんを初めて読む人にオススメの作品を紹介します。
初心者にオススメの1冊「精霊の守り人」
“女用心棒のバルサが皇子チャグムを守るストーリー。
しかもチャグムは精霊の卵を宿していて、そのために実父である帝から刺客を差し向けられる。
さらに異界の魔物からも命を狙われるので、ハラハラドキドキ。
旅の中でチャグムの成長する姿が見られるのでとても感動する。”
アニメ化もなされています。
作風・魅力
ファンタジー小説だけど、どの作品もスッとその世界に入り込めるところが魅力だと思います。児童文学だけど、大人も楽しめる。登場人物が生き生きしていて感情移入しやすいところも魅力です。
その他オススメは以下の記事をどうぞ。
上橋菜穂子さん作品の読む順番!初心者におすすめな小説はこれから始めよ!
上橋菜穂子と合わせて読みたいテイストの近い作品
上橋菜穂子さん好きな人が合わせて読むと良いテイストの近い作品を紹介します。
畠中恵/しゃばけ
しゃばけシリーズは江戸時代を舞台にしています。妖が出てくるのでこちらもファンタジー要素があります。
もちろん怖くありません。
話のテイストは違うけれどどちらもサクッと読めて話に入り込めるのは同じでオススメ。
>>しゃばけシリーズの読む順番と番外編まとめ【病弱若旦那と妖!『もういちど』】
ぜひ読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。