「撃てない警官シリーズ」のあらすじと読む順番、そして最新刊情報についてまとめていきます。
よろしくお願いします。
目次
撃てない警官・柴崎令司シリーズとは?あらすじやテイストについて
まずは「撃てない警官シリーズ」とはどのような物語なのかを簡単に見ていきましょう。
「撃てない警官シリーズ」は警部の柴崎令司を主人公にした1話完結型の短編警察小説です。
ストーリーとしては、こんな感じ。
30代にして警部なで出世した主人公の柴崎の元に、ある日、課長より「部下の木戸和彦巡査部長を射撃訓練に参加させる」旨の連絡が入る。
しかし、その訓練の際、実はうつ病だった木戸は拳銃自殺をしてしまう・・・。
上司の指示した痕跡は何者かによって消し去られ、部下の自殺の責任を一人で負わされ、柴崎は綾瀬署警務課長代理に左遷されることに・・・!
陥れられた柴崎は、左遷先から本庁への復帰を狙いつつ、綾瀬署内のトラブルを解決していく・・・。
シリーズの特徴としては、警察内部の事情や人間関係、調整などに重きを置いているという点。組織の中でうまく立ち回って行く大変さとか、タイプの違う人たちとの関わり方とかを学べる作品です。
撃てない警官・柴崎令司シリーズの続編読む順番と新刊情報まとめ
続いてはそんな「撃てない警官シリーズ」の続編と読む順番を見ていきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
では、それぞれのあらすじを簡単に見ていきましょう。
1.『撃てない警官』(短編集)
まずはシリーズ第1巻の『撃てない警官』です。
こちらでは、部下の自殺の責任を取らされて綾瀬署に左遷された主人公の柴崎警部が、本庁への返り咲きを狙いつつ、署内でおこるトラブルを解決していきます。
2.『出署せず』(短編集)
続いてはシリーズ第2巻の『出署せず』です。
こちらでは、今回も綾瀬署に残留となった柴崎警部の元に、年下のキャリア・坂元真紀が署長として着任します。
それにより現場経験のない管理職と刑事課の確執が深まり、柴崎はその仲裁に奔走することに・・・
といったストーリー。
内容としては、短編が4編と中編が1編です。
3.『伴連れ』(短編集)
続いてはシリーズ第3巻の『伴連れ』です。こちらも短編集となります。
こちらでは盗犯第二係・高野朋美巡査が、警察手帳をなくすというセキュリティ的な大問題を起こし、柴崎警部は頭を抱えます。
無くした手帳を捜査するうち、芋づる式に別事件とも関連し始めて・・・
という流れです。
4.『広域指定』(長編)
続いてはシリーズ第4巻の『広域指定』です。こちらはシリーズ初の長編となります。
ストーリーとしては、行方不明となった9歳の女児・笠原未希を捜査して行くというもの。
ちょっとだけネタバレすると前半で事件は解決し、後半は取り調べ編となります。
5.『総力捜査』(短編集)
続いてはシリーズ第5巻の「総力捜査」です。
こちらでは上河内、松江署長という新キャラ2名が登場します。
“刑事の中の刑事”上河内博人警部が相棒に指名したのは、なんと“内勤のプロ”柴崎警務課長代理で・・・というストーリー。
表題作では管轄内に入ってきた暴力団事務所を排除すべく総力体制で対応していきます。
撃てない警官・柴崎令司シリーズのドラマ化情報
続いてはドラマ化情報です。
実はこの「撃てない警官シリーズ」はドラマ化がなされており、放送情報は以下の通り、
2016年1月10日から2016年2月7日まで、WOWOW「連続ドラマW」枠で放送
キャストはこんな感じです!
- 柴崎令司 – 田辺誠一【主演】
- 中田 – 石黒賢
- 辻裕之 – 中丸新将
- 石岡稔 – 高橋和也
- 木戸和彦 – 磯部泰宏
全5回放送で、原作第1巻のエピソードを中心に映像化がなされました!
そんな感じが「撃てない警官シリーズ」でした!
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。