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ラーシュ・ケプレル著「ヨーナ・リンナシリーズ」の読む順番まとめ!新刊「つけ狙う者」発売

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本記事ではラーシュ・ケプレル著「ヨーナ・リンナシリーズ」の読む順番をまとめていきます。北欧発の世界的ベストセラーです。

\新刊情報/

  • 2024/3/2 「蜘蛛の巣の罠 (上) (海外文庫)」
  • 2022/3/2 「墓から蘇った男」上下巻発売
  • 2021/9/29「ウサギ狩り人(上)」発売
  • 2020/12 新刊第5巻「つけ狙う者」発売。

では以下で順番を見ていきましょう。

最新刊↓

準新刊↓

ラーシュ・ケプレル著「ヨーナ・リンナシリーズ」の読む順番まとめ

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刊行情報は以下のとおりです。

刊行順はこのとおりですが、ちょっとだけ注意点があります。

それは、出版社が途中で変わっていると言う点で、具体的には

  • 1〜3巻・・・早川書房〈ハヤカワ文庫〉
  • 4巻以降・・・扶桑社〈扶桑社ミステリー〉

となっているのです。

なので、本屋で出版社ごとの棚を探すときは注意しましょう。

では各巻の簡単なあらすじを解説していきます。

1.催眠

まずはシリーズ第1巻の『催眠』です。

こちらでは清掃員がトイレで高校教員が殺害されているのを発見します。

そしてその身柄を確認し、警察官のヨーナ・リンナが被害者家族宅にいくと一家が殺害されている現場に遭遇します。

唯一息のあった息子のヨセフ・エークの事情を聞くべく、催眠療法に詳しい神科医のエリック・マリア・バルク医師に協力を仰ぎ、事情を聞き出してみると・・・

と言うジェットコースターのような目まぐるしい展開で人気を博した作品です。

2.契約

続いてはシリーズ第2巻の『契約』です。

こちらではストックホルム沖を漂流するクルーザーから発見された女性の死体を捜査していきます。

解析を進めると死因は水死。しかし着衣は乾いていた。

同時に武器輸出を監督する政府長官パルムクローナが不可解な自殺を遂げます。

このまったく関係のなさそうな奇妙な2つの事件が思わぬ関わりがあることがわかり・・・

と言うストーリー。

こちらも北欧ミステリーには珍しく展開が派手です。

3.交霊

続いてはシリーズ第3巻の『交霊』です。

こちらでは問題を抱えた少女たちのための自立支援ホームで、少女が惨殺される事件が発生。

この事件をヨーナ・リンナ警部が調査していきます。

今回は前半は全体像が見えず、後半で一気に伏線を回収していく展開です。

4.砂男

続いてはシリーズ第4巻の『砂男』です。ここから出版社が変わり扶桑社〈扶桑社ミステリー〉となります。

こちらでは、ベストセラー作家レイダルの誘拐された息子が保護されるところから物語がスタートします。

彼は自分たちを誘拐した犯人を「砂男」だと証言し・・・

と言う事件を主人公が調査していきます。

5.つけ狙う者

続いてはシリーズ第5巻の『つけ狙う者』です。

こちらは2020/12発売の新刊となります。

前作で姿を消した警部ヨーナ・リンナの後任となった臨月間近の警部マルゴット・シルヴェルマンが女性殺害事件を調査していきます。

前作の8ヶ月後の時系列です。

6.ウサギ狩り人

続いては2021/9/29発売の第6巻「ウサギ狩り人」です。

こちらも上下巻となります。

あらすじ

ストックホルムの高級住宅街。売春婦の目の前で客が撃ち殺された。公安警察警部サーガが緊急出動するが、犯人はシリアのテロ集団と関わりのある男の名前を口にして、現場を立ち去ったあとだった。唯一の目撃者を尋問すると、犯人の頬には長い髪の束のようなものが垂れ、被害者に童謡をきかせ、ゆっくりと時間をかけて止めを刺したという。4年の刑で服役中の元国家警察警部ヨーナの元に、意外な人物が訪れる。ヨーナは国を揺るがす凶悪犯を追跡するために、復帰する。
犯人の奇妙な行動から、犯人が十人の殺害を計画していると見破ったヨーナは、サーガとともに連続殺人犯の動機に迫る。浮かび上がってきた被害者の共通点を見つけたヨーナは、30年前に起こった、陰惨な事件の真実を探るが――。
巧みな伏線とスピード感、ダイナミックな展開と精緻なディテールの融合からなる、シリーズ最高傑作!

7.墓から蘇った男

続いては2022年3月発売の第7巻『墓から蘇った男』です。

こちらも上下巻となっています。

オスロの集合住宅の住民から悪臭の苦情が寄せられ、警官が向かった先には、腐敗が進行し、腹部を膨張させ両足の開いた男の死体があった。
一地方警察官として勤務し、数週間後に警察庁の警部に復職することになっているヨーナのもとに、色を失った監察医ノーレンが訪れる。
死んだ男の冷凍庫には多数の切断された人体のパーツがあり、その中に亡くなったヨーナの妻スンマの頭蓋骨があったというのだ。
スンマの墓が荒らされたことにショックを受けるヨーナは、かつて対峙した怪物の狂気に満ちた記憶を蘇らせる……。

引用元:Amazon

8.蜘蛛の巣の罠

続いては2024年3月に邦訳された第8巻「蜘蛛の巣の罠 」です。

ユレック・ヴァルテルという凶悪な殺人鬼との闘いは、ヨーナ・リンナとサーガ・バウエルの捜査によって終止符が打たれた──はずだった。心に深い傷を負って療養するサーガのもとに、連続殺人をほのめかす絵葉書が届くまでは。「ヨーナを救えるのはきみしかいない」。署名は「ユレック・ヴァルテル」のアナグラム。その葉書をサーガが受け取ってから三年が過ぎたある日、国家警察長官マルゴット・シルヴェルマンが突如失踪、後日遺体で発見される。現場には葉書の記述どおり残された純白の薬莢。それは新たな殺人鬼が練りあげた計画の始まりを告げる声だった

引用元:Amazon

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終わりに。第1作「催眠」は映画版もある

とこんな感じが「ヨーナ・リンナシリーズ」でした。

世界的に有名な作品で、第1作は映画化もなされています。(「ヒプノティスト 催眠」)

また、重厚な展開の多い北欧ミステリーの中ではかなり派手と言われている作品でもあります。

結構読みやすいので北欧ミステリーデビューにもおすすめの作品です。

ぜひ読んでみてください。ではまた。良い読書ライフを!

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