小前亮さんの小説『残業税・マルザシリーズ』の読む順番をまとめていきます!
タイトルの通り、残業をすると税金が課せられるという近未来を描いたリアルな小説です。
小前亮『残業税・マルザシリーズ』とは
まずは『残業税シリーズ』の概要について紹介していきます。
残業税シリーズは小説家・小前亮さんによるちょっとSFお仕事小説です。
作者の小前亮さんは三国志シリーズなど歴史小説が多いので、本作のように近未来を描いた小説というのはけっこうレアなのかなと思います。
本書『残業税シリーズ』の世界観としては、「残業をすればするほど取られる税金が増える「時間外労働税」が導入された近未来」が舞台。
これは単に残業させた企業側だけに課税されるのでなく、残業した個人と企業の両方に課税される制度となっており、考えられているなと思いました。
この残業税の導入により、コストカットのため残業がなくなるかと思ったら、税金を払わずに残業させたい企業と残業したい個人の間で脱税残業が行われたりしています。
それを取り締まるのが根っから真面目な残業税調査官(通称:マルザ)と熱血労働基準監督官のコンビ。
彼らがブラック企業の裏側を暴いていく…
というストーリーです。
コメディ色が強そうなタイトルですが、意外とリアルな内容で淡々と進むのが特徴です。
小前亮『残業税・マルザシリーズ』の読む順番!
では続いて小前亮『残業税・マルザシリーズ』の読む順番をまとめていきます。
現在刊行中の作品は以下の通り。
1.残業税
2.残業税 マルザ殺人事件
3.残業税 マルザの憂鬱
以下にリンクを貼っておきます。最新刊は2019年3月12日発売です。
終わりに
ここまで小前亮『残業税・マルザシリーズ』の読む順番をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
残業税というアイデアの勢いだけで書いた小説家と思ったら、意外にも緻密に近未来を描いたリアルな小説でした。
残業に課税するようになったらどうなるんだろう?
と思う方はぜひ読んでみてください。
ではまた。よい読書ライフを。
第1巻↓
という機会は本好きには多いかと。
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