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【2022年最新】黒川博行の最新刊情報とおすすめまとめ!疫病神などアウトローに強い作家

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アウトロー系に強い作家・黒川博行さんの新刊情報とおすすめを紹介します。

たkる
たkる
疫病神シリーズ、大阪府警シリーズなどが有名!ギャンブル小説などもあります

最新情報

2021.11.18 単行本新刊『熔果』を追記

黒川博行の新刊情報まとめ!(単行本と文庫で解説)

まずは新刊情報を見ていきましょう!

単行本新刊

単行本の完全新作を3つ紹介します。

『熔果』(2021/11/18発売、新潮社)

最新刊は『熔果』です。

ぱっと見は疫病神シリーズっぽいタイトルだなと思ったのですが、ノンシリーズ(単発)みたいです。

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あらすじ全文

白昼堂々起こった5億円の金塊強奪事件。かつて大阪府警のマル暴刑事だった堀内と伊達は、事件の裏に下関港で発生した金塊密輸事件との繋がりを嗅ぎ取る。未だ押収されていない金塊の行方を追う二人に、ヤクザ、半グレ、汚職警官たちが襲い掛かる! 暴力と混沌の中でしか生きられない男たちを描くノワール小説の最高峰。

引用元:https://www.shinchosha.co.jp/book/317402/

騙る(2020年12月 文藝春秋)

続いてはノンシリーズの「騙る」です。

こちらでは美術ミステリーの短編集が描かれます。

あらすじ全文

人間の尽きることない欲望をあぶりだす美術ミステリー!

大物彫刻家が遺した縮小模型、素人の蔵に眠っていた重文級の屏風、
デッドストックのヴィンテージ・アロハ……。
こいつは金になる――。
古美術業界の掘り出し物にたかる、欲深き人びと。
だましだまされ、最後に笑うのは誰?
著者の十八番、傑作美術ミステリー連作集!

価値を知らない素人に、親切を装って作品を売りさばく段取りをつけるが――「マケット」
阿漕なホストに画廊勤務があると知り、美術品を使って罠を仕掛ける――「上代裂」
技術の粋を集めてヴィンテージ・アロハの精巧な偽物を作るが――「ヒタチヤ ロイヤル」
資産家に偽物を掴ませた悪徳業者を懲らしめようと、ある策略をめぐらす――「乾隆御墨」
素人の蔵から重文級の屏風絵が出た。安く買いたたこうと芝居をうつが――「栖芳写し」
財政難に陥った美術館が極秘に青銅器のコレクションを売るという――「鶯文六花形盒子」

桃源(2019年11月 集英社)

こちらは新しい警察小説になります。

多分シリーズ化しそうですが、この巻が1冊目です。

沖縄の互助組織、模合。
グループで毎月集まって金を出し合い、欲しい人間から順に落札するこの制度で集めた、仲間の金六百万円を持ち逃げした比嘉の行方を追うこととなった大阪府警泉尾署の刑事、新垣と上坂。
どうやら比嘉は沖縄に向かったらしいという情報をつかんだ二人が辿り着いたのは、沖縄近海に沈む中国船から美術品を引き上げるという大掛かりなトレジャーハントへの出資詐欺だった――。
遺骨収集、景徳鎮、クルーザーチャーター。様々な情報と思惑が錯綜するなか、真実はどこに向かうのか。著者過去作の『落英』に登場した上坂が新たに組んだ相方は沖縄出身の色男・新垣。新結成の警察コンビが事件の謎に迫る!
「黒豆コンビ」、「ブンと総長」など初期警察小説から三十余年、黒川博行の新たな正統警察捜査小説シリーズ、ここに誕生。刑事・新垣遼太郎×上坂勤が南西諸島を舞台とするトレジャーハント事件に挑む。

泥濘(2018年6月 文藝春秋)

3つ目は疫病神シリーズの第7巻「泥濘」です。

こちらは文庫もそろそろ出ますが、いまだに最新刊はこれです。

桑原・二宮コンビの新たな標的はワルの警察OB。「週刊文春」連載で警察の腐敗に斬り込み大反響を呼んだ『疫病神シリーズ』第七弾!

文庫新刊

文庫の最新刊を3冊紹介します。

『八号古墳に消えて』|角川文庫 (2021/10/21)

文庫の最新刊は2021/10/21の『八号古墳に消えて』です。

こちらは創元推理文庫で出ていた“黒マメ”コンビシリーズのリメイク版となります。

大阪の遺跡発掘現場で、崩れ落ちた土砂の下から大学教授の死体が発見された。事故かと思われたが、死体の気管と食道から採取された泥は現場のものではなかった。警察の捜査が始まると間もなく、別の遺跡発掘現場で謎の墜死事件が…。大阪府警の二人の刑事、通称“黒マメコンビ”が、遺跡発掘と大学のポストを巡る連続殺人事件に挑む!「大阪府警捜査一課」シリーズ、第三弾。 –

「泥濘」|文春文庫(2021/6/8)

文庫の新刊としては、疫病神シリーズ第7巻の「泥濘」が2021/6/8に発売となっています。

桑原・二宮コンビの新たな標的はワルの警察OB。「週刊文春」連載で警察の腐敗に斬り込み大反響を呼んだ『疫病神シリーズ』第七弾!

絵が殺した |角川文庫(2021/4/23)

続いては大阪府警シリーズの「絵が殺した」です。

こちらは1990年初版の古い本ですね。

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「わし、殺しが専門ですねん」 刑事コンビが美術業界の闇に迫る!

大阪の竹林で見つかった男の白骨死体。身元は京都の日本画家と判明する。だが、彼は丹後半島で転落死したはずだった。
大阪府警の刑事・吉永は、頼りない後輩の小沢と共に遠く離れた場所に死体が埋まっていた謎を追うことに。
事件の背後に大規模な贋作グループの存在が浮上するが、その矢先、更なる犠牲者が。
曲者揃いの画商たちに翻弄される吉永は、業界の闇を暴き、二転三転する事件の真相にたどり着くことができるのか?

 

黒川博行のおすすめ小説まとめ!シリーズとノンフィクションで1冊ずつ

続いてはおすすめを紹介します。

疫病神シリーズ

おすすめの最初は最も有名なシリーズである「疫病神シリーズ」です。

こちらでは関西弁のアウトローな2人が事件に巻き込まれつつ、なんとか事件を解決し、金を得る様子が描かれます。

・・・関西弁のハイテンポな会話が良い!ドラマも良いです。

シリーズの詳細は以下をどうぞ。

麻雀放蕩記

続いてはこれ!麻雀放蕩記です。

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こちらは文字通り麻雀を始めとしたギャンブル付の生活を描いたノンフィクション作品となっています。

流れの概念とか、いきなり韓国のカジノに行ったりとかいろいろぶっ飛んでて楽しいです。

麻雀、パチンコ、バカラ、手ホンビキ……
意気衝天の勢いでギャンブルへ身を投じる、かくも哀しき人の性。
これぞ痛快無比の最強娯楽小説。直木賞作家・黒川博行の真骨頂。

作家の黒田は、雑誌編集者の知人からソウルへ博打をしに行かないかとの誘いを受ける。財布の紐を握る妻の雅子に軍資金の提供を願い出ると、監視役として自分もついていくと言い出して(「ぶらっくじゃっく」)。

終わりに、アウトローが読みたいときにおすすめの作家です。

簡単ですがそんな感じが黒川博行さんの新刊情報とおすすめでした。

ミステリーとしてもいつも気合が入っていますが、ギャンブル系も個人的にはかなりおすすめです。

どちらかしか読んだことのない人はぜひ逆の面を見てみてください。

ではまた。良い読書ライフを!

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