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リンカーン・ライムシリーズの読む順番!最新刊は「カッティング・エッジ」

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アメリカの推理小説家ジェフリー・ディーヴァー著の推理小説『リンカーン・ライム』シリーズ。

  • ・元ニューヨーク市警科学捜査本部長で、世界最高の犯罪学者と呼ばれていたが、トンネル事故で寝たきりとなっている主人公・リンカーン・ライム
  • ・彼の手足となって実際の調査を行う助手の婦警・アメリア

このコンビで事件に向き合っていくというストーリーです。

たkる
たkる
いわゆる安楽椅子探偵というやつですね。

\最新情報/

2024/9/24 「ウォッチメイカーの罠」発売

2022年10月 単行本新刊「真夜中の密室」発売

2020年11月10日第12巻「スティール・キス」の文庫版が登場!

英語版だと2021年に「The Midnight Lock 」も出てる!

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今日はこのリンカーンライムシリーズについて、あらすじと読む順番をまとめていきたいと思います。

最新刊「カッティング・エッジ」が2019年10月10日発売!

では始めて行きます。

リンカーンライムシリーズとは

lincoln-rhyme-synopsisまずはリンカーンライムシリーズとは何かという話から始めていきたいと思います。

紹介する内容は以下の2点。

  • リンカーンライムのシリーズ名の由来
  • リンカーンライムシリーズのあらすじ

ではそれぞれ見ていきましょう。

リンカーンライムは主人公の名前

リンカーンライムシリーズとは、『ボーン・コレクター』から始まるアメリカの推理小説家ジェフリー・ディーヴァーの小説シリーズのことを指します。


石の猿(上) 『リンカーン・ライム』シリーズ (文春文庫) [ ジェフリー・ディーヴァー ]

シリーズのもととなる「リンカーン・ライム」という名前は、主人公の名前でありタイトルではないので、初見の人は何のことやらという感じかなと思います。

でも『ボーン・コレクターシリーズ』ではなく、『リンカーンライムシリーズ』といいます。

リンカーンライムシリーズのあらすじ

ではこのリンカーンライムシリーズがどんな話なのか、について簡単に説明します。

かつてニューヨーク市警科学捜査本部長で、世界最高の犯罪学者と呼ばれていた主人公・リンカーン・ライム

しかし彼はトンネルの工事現場での殺人事件の捜査中に起こった事故により寝たきりの状態になっていた。

その主人公がボーンコレクターの事件にかかわったことをきっかけに探偵としての熱意を取り戻し、相棒となった婦警のアメリアとともに、数々の事件を解決していく

というストーリーです。


リングロッキンチェア ブラック

主人公のリンカーンライムがまったく動けないために、それを補う役としての助手のアメリアが行動を担当する、という分担。

いわゆる安楽椅子探偵というやつですが、他の推理小説よりもさらに指令役と行動役が分かれているのが特徴です。

リンカーンライムシリーズの読む順番

lincoln-rhyme-orderそんなリンカーンライムシリーズですが、タイトルの順番はけっこうわかりにくいです。

現在では14作まで出ていて、そのうち13作が邦訳されています。

順番は以下の通り。

1.ボーン・コレクター

2.コフィン・ダンサー

3.エンプティー・チェア

4.石の猿

5.魔術師(イリュージョニスト)

6.12番目のカード

7.ウォッチメイカー

8.ソウル・コレクター

9.バーニング・ワイヤー

10.ゴースト・スナイパー

11.スキン・コレクター

12.スティール・キス

13.ブラック・ストリーム

 

14.カッティングエッジ

15.真夜中の密室(2022年発売)

 

たkる
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英語版だと第15巻「The Midnight Lock」が2021年に出たので、多分2022年あたりに邦訳されるのではないかと読んでる!→2022年に出ました!
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リンカーン・ライムスピンオフ「キャサリンダンスシリーズ」とは?【コラボ作品の読む順番】

ちなみに著者のジェフリー・ディーヴァー氏はリンカーン・ライムシリーズ以外にもシリーズもののミステリーを書いています。

そのため、リンカーン・ライムシリーズでも、著者のほか作品とのコラボが起きることも。

具体的にはリンカーン・ライムシリーズ第7巻『ウォッチメイカー』と第9巻『 バーニング・ワイヤー』において、著者の別シリーズの主人公・キャサリン・ダンスが登場。

このキャサリン・ダンスは人間うそ発見器と呼ばれるほどの分析力で、もはや超人並みのメンタリズムを発揮します。

こちらのキャサリン・ダンスシリーズも、よりエンターテイメント性が高いのでオススメです。

刊行作品は以下の通り。

1.スリーピング・ドール

 

2.ロードサイド・クロス

 

3.シャドウ・ストーカー

 

4. 煽動者

 

【映画化】リンカーン・ライムシリーズ第1巻『ボーン・コレクター』

続いては映画化情報です。

リンカーン・ライムシリーズの第1巻『ボーン・コレクター』は、ネロ・ウルフ賞を受賞した小説で知名度もピカイチ。

実はデンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画も作られているのです。

ぜひどうぞ!

 

短編集の中にもリンカーン・ライムシリーズのエピソードあり

最後は短編集の中で『リンカーン・ライムシリーズ』のエピソードを含むものを紹介します。

それがこちらの『クリスマス・プレゼント』という作品。

表題作の「クリスマスプレゼント」が、リンカーン・ライムシリーズです。

シリーズファンはチェックしておきましょう!

2019年スタートのコルターショーシリーズ第2巻にもリンカーン・ライムとの関連があるとの説も!

ちなみにそれ以外でいうと、2019年からスタートした著者の新シリーズ「コルターショーシリーズ2The Goodbye Man」でもリンカーンライムとの関連が示唆されています。

>>「コルター・ショウシリーズ」の続編、読む順番と新刊情報まとめ(ジェフェリー・ディーヴァー新作)

以下は英語版のAmazonから持ってきた紹介文なのですが、以下のように指摘されています。

“The second Colter Shaw novel is even better than the first … It’s no surprise that the story has a lot of moving parts and just the right amount of twists and turns (Deaver’s reputation as a master of the corkscrewing plot is well earned), and fans of the author’s Lincoln Rhyme and Kathryn Dance novels will note the same attention to character construction and natural-sounding dialogue here. Colter Shaw seems certain to become an enduring series lead.”

訳(後半):「著者のリンカーンライムとキャスリンダンスの小説のファンは、ここでキャラクターの構築と自然な響きの対話に同じ注意を払うことに気付くでしょう。 コルターショーは、永続的なシリーズのリードになることは間違いないようです。」

これが暗喩的な表現なのか、ストーリーと直接関わるのかについて、私はそれを判断することができません。(日本語未邦訳のため)

ただ、ファンにとって面白い作品であることは間違い無いようです。

コルターショーシリーズの刊行情報はこんな感じ↓

  • 1.The Never Game 【2019、翻訳済み】
  • 2.The Goodbye Man 【2020、未翻訳】
  • 3.The Final Twist (2021、未翻訳)
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たkる
たkる
日本語版が出たら詳しい内容を追記予定(英語苦手勢)

終わりに

2018年10月に『ブラックストリーム』が発売され、話題になっているリンカーンライムシリーズ。

世界中で人気の作品なので、読んでおくと世界の友人と共通の話題ができるかもですね。

ぜひ読んでみてください。ではまた。良い読書ライフを!

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