本記事では知念 実希人さんのおすすめ小説を解説します。
自分もそこまでマスターではなかったので、マニアたちに意見を聞いてきました。
よろしくお願いします。
知念 実希人さん初心者におすすめな小説!読む順番はここから!
まずは初心者向けのおすすめを紹介します。
- 仮面病棟(3票)
- 優しい死神の飼い方(2票)
- 天久鷹央の推理カルテ
- 無限のi
- 祈りのカルテ
ラインナップされたのはこの辺り!
始まりの1冊はこれ「仮面病棟」
まずは「仮面病棟」です。
病院で働く速水秀悟が先輩の代わりに当直医師になった夜にピエロのマスクをした強盗犯が現れる。
けが人を連れて病院に立て籠もり上院から脱出を探しているうちに病院の秘密を暴くドキドキの展開です!
動きがあるのでエンタメ要素も抜群です。映画化もなされており取っ付きやすい!
立て籠もりの中で殺人事件と病院の秘密を知るうちに犯人が誰か分からなく推理するところが面白いです。
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最初読んだときから既にピエロが立てこもる状況というのが読んでいる側は何もわからない恐怖を感じるし、斬新で面白いなと思いました。また、次々と明らかになる病院の状況や事件についても読んでいて飽きることがありませんでした。
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“映画化された作品で、ピエロから逃げるお話です。
ピエロに監禁されてしまって、どうやって逃げるか、そしてピエロは誰なのか、読んでいて先が気になり読むのを止められません。”
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“仮面病棟は話の展開も早く、読みやすいし、ちょっと途中から落ちが見えてくるところも楽しいかなと思います。
時限病棟は仮面病棟と同じ病院が舞台になっているためあわせておすすめです。”
ちなみに同じ舞台の続編(?)なのが時限病棟です。(繋がりはそんん愛)
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「優しい死神の飼い方」
続いては「優しい死神の飼い方」です。
“舞台がホスピス病棟で、ゴールデンレトリバーの姿となって死神が派遣され、看護師に保護されるところから話が始まります。初めて読む人にも、読みやすい本だと思います。”
死神が出てくるハートフルな物語ですね。
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主人公の死神のネガティブ具合が、妙に人間臭くて親近感がわきます。プライドが高いのに自分の正直な欲求に流されてしまうところも可愛いです。
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とあることから、犬の体に入って現世送りにされた死神(しかもユーモアあってそこそこよく喋る)が、余命いくばくもない人達が集う施設ホスピスの看護師に拾われて、そこで出会う人間たちの悩みや迷い、後悔に、時に寄り添い、時に背中を押してあげるという優しい物語です。
死神こと「私」の独特な言い回し、物の考え方が面白いなと思いました。死神なのに、犬の体に入ってしまった以上、犬として行動せざるを得ない。生理的な犬の行動を意図せず取ってしまうことの複雑さ。思わずくすりと笑ってしまう描写が多く、楽しんで読み進めることができます。
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人は死んだら魂になる、その魂をあるべきところへ導く役目を負っていた死神こと「私」。
しかし、ある出来事をきっかけに実体を持つ犬(ゴールデンレトリバー)の体の中に入れられていわゆる現世に放り出されます。そこで与えられた任務は「未練を残す魂を救済し、あるべきところへ導くこと」。
なんやかんやで拾われた「私」は新たに「レオ」という名をもらい、落ち着く先になったホスピスで悩み、迷い、悔やみ、絶望し、未練を持つ人々と関わっていく…という内容になっています。
私が本作を選んだ理由は、この本がとにかく「優しい物語」だからです。
涙無しでは読む事ができない、読んだ人にしか伝えられない悲しさと優しさが詰まっています。
現代では心が疲弊し、余裕をなくした人たちで溢れかえっていると思います。
それはとても悲しいことで、だからこそ、この本を読んで、少しでも人に優しくする心を取り戻してくれたらな…と思い、選びました。
ちなみに続編あり。
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天久鷹央の推理カルテ
初心者向けの3つ目は「天久鷹央の推理カルテ」です。
漫画感覚で読める作品です。天才女医が奇妙な病の患者を救うため本当の病を見つける展開が面白いので選びました。
こちらは著者の代表作シリーズ作品。
天才女医が患者の難病を救うという内容です。ライトノベルに近いような感じで、医者ミステリー特有のドロドロさとかはあんまりないのも特徴!
「天久鷹夫の推理カルテ」というシリーズがおすすめです。読書をあまりしない人でも少しづつ読み進めやすい作品です
シリーズなので順番に注意!
あと主人公の兄が出る番外編シリーズもある
無限のi
続いては単発作品の「無限のi」です。
医療ものにしてはファンタジーな表紙につられて読みました。堅苦しいものが苦手な人にとってはいい作品です。
“突如眠りから覚めなくなってしまう謎の病気が確認された。主人公の識名愛衣が勤める病院にもその病気にかかった患者が運び込まれる。
打つ手なしと思われたときに霊能力者である祖母から受け継いだ魂をつなぐ不思議な力に打開策を見出す。患者を救うために夢の世界に飛び込んだ愛衣を待ち受けていたのは幻想的な世界と心に潜む暗いものであった。
医療ものにしてはファンタジーな表紙につられて読みました。堅苦しいものが苦手な人にとってはいい作品です。”
知念 実希人さんのおすすめシリーズ小説!順番はあるか?
続いてはシリーズを読むときの注意点について伺いました。
そんなに難しくはないです。というよりシリーズがあまり多くなくて、メインのシリーズものは「天久鷹央の推理カルテ」のみです。
この作品については、
推理カルテシリーズ(現在編)
事件カルテシリーズ(過去編)
が並行していますが、基本的には刊行順で推理カルテから読むのがオススメ。
簡単ですが、そんな感じが知念 実希人さんのおすすめ小説でした。
知念 実希人さんは医者としてもTwitter等で発信をされているので小説家としてではなく知っている人も多いのではないでしょうか。
作品はエンタメ要素あり、医療要素ありで面白いので、普段の硬めのSNS投稿しか見たことがなかった!という人はぜひ作品を読んでみてください。
ではまた。良い読書ライフを!
という機会は本好きには多いかと。
そこで本サイトでは300シリーズの小説のあらすじと読む順番を一覧で紹介しました。
さらに番外編情報、ドラマ化情報、漫画化情報も併せてまとめました!
この機に他のシリーズ本の読む順番を、確認してみてはいかがでしょうか。